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Windows 11一部環境でシャットダウンできない不具合。定例外パッチ緊急配布

 米Microsoftは17日(米国時間)、2026年1月のWindowsセキュリティアップデートを適用した一部の環境において、デバイスがシャットダウンまたは休止状態に失敗する可能性があるという問題が発生しているとし、定例外更新プログラムを配信開始した。

 このシャットダウンまたは休止状態に失敗する不具合は、1月13日にWindows 11 23H2向けに配布開始したセキュリティアップデート「KB5073455」を適用した一部環境で発生する。具体的には、対象は「Secure Launch」機能を搭載したデバイスとなっており、シャットダウンと休止ができない代わりに再起動してしまう。

 ただし、Windows 11 23H2は2025年11月11日にサポートが終了している。そのため不具合を引き起こすKB5073455自体、EnterpriseおよびIoTエディション向けにのみ提供されたものとなっている。

 加えて、Secure Launchの機能は、仮想化ベースのセキュリティを利用して、起動時にファームウェアレベルの脅威のシステムから保護する仕組みだが、標準ではオフとなっており、モバイルデバイス管理、グループポリシー、セキュリティの設定画面、またはレジストリから有効にする必要がある。このため影響は限定的だとみられる。

 なお、今回の定例外更新プログラムでは、リモート接続アプリでの接続/認証失敗の問題も修正している。そのためシャットダウン/休止の不具合がないWindows 11 24H2/25H2、Windows 10 22H2 ESUおよびWindows 10 Enterprise LTSC 2021、Windows Server 2019/Enterprise LTSC 2019/2022/2025向けにも配信されている。