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JAXAとの共同研究で地形まで再現した月面探索シミュレータ「REAL MOON」

 ヒストリアは12月16日、月面探索シミュレータ「REAL MOON」をSteamで公開した。無料でプレイできる。

 REAL MOONは、実際の観測データや論文に基づいて作成したリアルな月面環境を探索できるゲーム。JAXAと共同研究した成果物をもとに、クレーターや岩石の分布率、時間ごとの太陽/地球/月の位置関係、地形も現実の月に近づけている。ゲームエンジンはUnreal Engine 5。

 プレイヤーは宇宙飛行士となって、探査機から送られてきた1枚の画像から撮影地点を特定するミッションをこなしていく。移動は徒歩のほか月面探査車が利用可能。月面を自由に動き回れるフリーモードも用意しており、ライトや旗などの設置や時間帯の操作などが行なえるほか、フィルター効果をかけて月面ショットが撮れるフォト機能も備えている。

 最低動作環境はCore i5-8600/Ryzen 5 3500、GeForce RTX 2060、16GBメモリ、Windows 11。推奨動作環境はCore i7-9700/Ryzen 5 3600、GeForce RTX 3060、16GBメモリ、Windows 11。

 12月23日まで、フォト機能を使った画像のフォトコンテストを開催中。X(旧Twitter)のヒストリア広報部をフォローして、ハッシュタグ「#REALMOON」をつけてポストすることで応募が完了する。景品として宇宙食を用意している。