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Gemini搭載の新型XRグラスが2026年に登場。XREALなどが投入
2025年12月9日 17:19
Googleは12月8日、XRプラットフォーム「Android XR」を採用した今後登場予定の新型ハードウェアを紹介した。
Android XRでは主に、XRヘッドセット、有線XRグラス、無線XRグラス、AIグラスの4種類にXRデバイスを分類。XRヘッドセットは3D映画の鑑賞やゲームなどより性能や没入感が求められる用途、AIグラスは一日中装着する用途を想定したデバイスで、有線/無線XRグラスはこの中間にあたる。今回はこのうちの有線XRグラス、AIグラスについて開発中の製品を明らかにした。
有線XRグラス製品では、XREALの「Project Aura」を公開。小型の専用デバイス(パック)にCPUやバッテリなどを収め、そこからグラスに有線接続して使用する仕組みとすることで、グラス部分の重量を抑えている。
ディスプレイ部分には光学シースルー技術を搭載し、現実世界の上にデジタルコンテンツを重ねて表示できるのも特徴。周囲の視界を遮ることなく複数のウィンドウを配置可能で、プライベートな巨大作業空間を構築できる。視野角は70度。
映画鑑賞などのエンタメ用途や日常的な用途での利用も想定しており、調理中にレシピ動画を見る、ビジュアルガイドを確認しながら家電を修理するといったことも可能となる。2026年の発売を予定している。
AIグラス製品では、アイウェアメーカーのGentle MonsterおよびWarby Parkerと共同で、2種類の製品を開発中だと発表。どちらも一日中快適に装着できる軽量グラスを目指した製品で、内蔵のカメラやマイクを活用し、Geminiに周囲の環境などについて質問できる。
1つはディスプレイなしタイプで、内蔵のスピーカー、マイク、カメラを通じてGeminiによるアシストを受けられる。こちらは2026年に投入予定。もう1つはディスプレイありタイプで、ナビゲーションや翻訳など、必要に応じてレンズに情報を表示できる。
また、今回の発表にあわせてAndroid XR SDKのDeveloper Preview 3を公開。AIグラス向けの開発者ツールやAPIも正式に提供開始となった。そのほか、Samsung製XRデバイス「Galaxy XR」向けには、Windows PCの画面を投影できる新機能「PC Connect」なども展開が始まっている。















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