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SamsungのXRグラス、Windowsの画面を映せるように

PC ConnectでPCゲームをプレイしている様子

 Samsung Electronicsは12月9日、同社が10月に発表した「Galaxy XR」へのアップデートを実施し、Windows PCの画面を投影できる「PC Connect」などの新機能を追加すると発表した。米国および韓国にてベータ版の提供が順次始まっている。

 今回の機能追加は、Galaxy XRが採用するプラットフォーム「Android XR」のアップデートによるもので、PCの画面を投影できる「PC Connect」、Web会議でアバターを利用できる「Likeness」、移動中でも没入型空間を構築できる「Travel Mode」の3つが利用可能となった。

 PC Connectは、Windows PCの画面をGalaxy XR上で見ることができる機能。ゲームなど単一アプリケーションだけでなく、PCのデスクトップを表示することも可能。PC Connect自体はGalaxy XR上の1つのアプリとして動作するため、Google Meetのアプリを別のウィンドウとして起動し、並べて配置するといったこともできる。PCとGalaxy XRのそれぞれにアプリの導入が必要で、ネットワーク経由で接続が可能。

PC Connect

 Likenessは、Galaxy XRを装着したまま、自身のリアルなデジタルアバターを使ってWeb会議に参加できる機能。表情や手のジェスチャーがリアルタイムで反映され、自然な姿を相手に見せられる。Travel Modeは、移動中でも視界を安定させられる機能で、飛行機内での映画鑑賞や作業時に活用できる。

Likeness