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PFU、毎分45枚スキャンの「ScanSnap iX2400」。USB専用のコスト重視モデル

ScanSnap iX2400

 PFUは、ScanSnapシリーズの新モデル「ScanSnap iX2400」を発売した。価格はオープンプライスで、直販価格は4万8,400円。本体カラーはホワイトとブラックの2色をラインナップする。

 iX2400は、フラグシップモデル「iX2500」の基本スキャン性能を継承しつつ、USB接続専用とすることでコストパフォーマンスを高めたモデル。ワンボタンのシンプルな操作性を備え、PCでのスキャンニーズに応えるという。

 独自開発の最新SoC「iiGA」を採用し、スキャン速度はiX2500と同等の毎分45枚(A4両面カラー、300dpi)を実現した。原稿は一度に最大100枚までセットできる。

 業務用スキャナの技術を用いた用紙搬送技術が採用されている。重送を検知・防止する超音波センサーや高品質ブレーキローラー、傾き検知機能などを備え、原稿保護と安定したスキャンを両立した。また、「クリアイメージキャプチャ」技術により、色ずれやモアレ(縞模様)を低減してスキャンできる。

 PC版「ScanSnap Home」での操作に対応。スキャンデータの管理や活用が行なえるほか、スキャン後のクイックメニューからMicrosoft Teams、SharePoint、iCloud、Notionなど各種サービスへの連携が可能。開発者向けの「ScanSnap SDK」もサポートし、業務システムなどとの連携にも対応する。

 主な仕様は、センサーがCIS 2基、解像度が600dpi、対応用紙が最大A4(オプションのキャリアシート利用でA3)、長尺読取が最長3,000mmまでなど。インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-C。

【お詫びと訂正】初出時、Wi-FiおよびBluetoothでの接続に対応していると記載しておりましたが、正しくはUSBでの有線接続のみの対応でした。お詫びして訂正いたします。

 本体サイズは292×161×159mm、重量は3.2kg。

 iX2400は、本社所在地である石川県かほく市のふるさと納税返礼品に採用されている。

既存モデルとの比較
環境負荷の低減が図られている