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OCCT、コイル鳴きでメロディを奏でる機能。異音を判別しやすく

OCCT V15のコイル鳴き検出機能

 CPUやGPUなどのストレステストツール「OCCT」の最新版「OCCT V15」が10月16日に公開された。ストレージのテストおよびベンチマークなどに加え、コイル鳴き検出機能が新たに加わった。

 コイル鳴き検出機能は、本バージョンで実験的に追加された新機能。GPUへの負荷を制御し、コイル鳴きのノイズを曲のように変化させる。騒音が多い環境などでもコイル鳴きが発生しているか判別しやすくなるという。

 事前に3種類の音色が用意されているほか、今後音色の追加やユーザーの自作機能も計画中。なお、GPUのモデルや個体差、PC自体のパーツ構成などによって結果が異なるため、注意してほしいとしている。

ストレージベンチマーク機能

 また、新たにストレージベンチマーク機能を追加。高負荷/高温環境下におけるSSDおよびHDDへのストレステストを行なうもので、ストレージの性能や信頼性を検証できる。なお、ストレージに強い負荷がかかるテストのため、頻繁に実施すると寿命に影響する可能性があるとしている。

 そのほか、3D Adaptive TestにおけるGPUへの負荷のかけ方を改善し、より厳しいテストで問題の検出精度を向上。外観を変えられるOCCT Skins機能も復活しており、デフォルトに加え、LinusTechTipsとCorsairの2種類が選択できる。

OCCT Skins機能