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GeForce RTX 5080相当になったGeForce NOW、ローカル並みの高画質実現
2025年10月23日 06:11
NVIDIAは、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」の大幅なアップグレードに関して、メディア向けの体験会を開催した。
GeForce NOWは、NVIDIAが提供しているクラウドゲーミングサービス。サーバー側でゲームを実行し、クライアント側での入力を反映しつつゲーム画面をクライアントに転送する。このうち最上位のUltimateメンバーシップでは、9月より「GeForce RTX 5080-class SuperPOD」が導入され、GPUがBlackwellベースにアップグレード。DLSS 4マルチフレーム生成やニューラルレンダリング、メガジオメトリといった機能が利用可能になった。なお、価格は従来通り。日本リージョンはすでにアップグレードが展開済みだ。
GeForce RTX 5080相当のGPUを採用し、Tensorコアは従来比2倍、GPUメモリは48GBに増加。CPUも最新のRyzen Threadripper PROにアップグレードされ、既存サーバーより30%高速化。システムメモリも2倍に増強されるなど、ハードウェア面が大幅に強化されている。
デモ体験の会場では、YUV 4:4:4のフルカラー情報で映像をストリーミング伝送する技術「Cinematic Quality Streaming(CQS)」による表現力の向上が強調された。従来、クラウドゲーミングで課題となっていた暗所での色滲みや、森の木々といった細かいディテールの潰れを大幅に低減し、ローカルPCとほぼ一致する画質体験を得られるとした。CQSモードでは現状、H.265コーデックが中心に使用される。
対応デバイスも拡大。SteamOSデバイスへのサポートが強化され、Steam Deckでは90fps、Lenovo Legion Goでは120fpsまでフレームレートが向上した。それぞれ、デバイス搭載ディスプレイのリフレッシュレートに合わせた設定。また、新たにレーシングホイール(Logicool G29など)をサポートし、ハプティックフィードバック(反動)にも対応することでリアルなレーシングゲーム体験が可能となった。
ストリーミングのサポートも拡張され、新たに5K解像度で最大120fpsでのストリーミングが可能となった。競技向けには、フルHD(1,920×1,080ドット)で360fps、1440p(2,560×1,440ドット)で240fpsでのゲーム動作に対応する。スマートTV、スマートモニターでも4K/120fpsなどモニターがサポートする範囲でプレイ可能。
ゲームライブラリへのアクセスも改善される。新機能「Install-to-Play」により、サーバーにプリインストールされていないゲームもユーザー自身でインストールしてプレイ可能になる。これにより、従来の2,000タイトルに加え、新たに2,200以上のゲームがプレイ対象となる。
有料会員には100GBのストレージが用意されるほか、セッション切断後もインストールデータを保持するアドオン「永続ストレージ」も提供される。価格は200GBで月額490円、500GBで840円、1TBで1,390円となっている。
推奨されるネットワーク帯域は、5K/120fpsで65Mbps、4K/120fpsで45Mbps、フルHD/60Hzで25Mbpsなど。クライアントソフト内のネットワークテスト機能で遅延や帯域幅を確認できる。



















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