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「GeForce NOW Ultimate」がGeForce RTX 5080クラスの性能に

劉尭

2025年8月19日 04:30

　米NVIDIAは8月18日(現地時間)、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」をアップデートし、「Ultimate」プランでBlackwellベースのGPUに差し替えることでGeForce RTX 5080クラスの性能や機能を実現すると発表した。アップデートは9月より順次行なわれる。料金は据え置き(3,580円/月)。

　GeForce NOWはNVIDIAが提供しているクラウドゲーミングサービスで、サーバー側でゲームを実行し、クライアント側での入力を反映しつつゲーム画面をクライアントに転送する。今回BlackwellベースのGPUとなったことで、DLSS 4マルチフレーム生成やニューラルレンダリング、メガジオメトリといった機能が利用可能になった。

　また、GeForce RTX 4080と比較して最大2.8倍のフレームレートを実現し、5K解像度では60または120fps、1440p解像度では240fps、1080p解像度では360fpsを達成できる。NVIDIA Reflex技術や、グローバルネットワークの活用により、操作から画面反映までの応答時間は30ms以下(360fps時)の超低遅延を実現した。

GeForce RTX 5080クラスの性能にアップグレード

BlackwellベースのGPUになったことで利用可能な新機能

性能が最大2.8倍に

　ストリーミングの品質では新たに「Cinematic Quality Streaming(CQS)」モードが実装される。滲みのないYUV 4:4:4 Chroma、HDR10、AVI+RPR、AIビデオフィルタなども搭載。100Mbpsストリーミングにより、従来潰れがちだった背景のディテールも繊細になる。さらに、ロジクールのレーシングホイールといった周辺機器への対応や、LG製TVにおける4K/120Hz+HDR対応が行なわれる。