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OBS Studio 32公開。Stream Deckなどプラグイン互換性で混乱も

 オープンソースのライブ配信ソフト「OBS Studio 32.0.0」が9月23日に公開された。アップデートにともなって一部のプラグインで互換性の問題が発生している。

 例として、Elgato製デバイス「Stream Deck」の場合、専用ソフトが「Stream Deck 7.0.0」以前だと、OBS Studio 32以降の操作が正常に行なえなくなる。なお、ElgatoではOBS Studio 32以降をサポートする最新版「Stream Deck 7.0.1」を23日に公開しており、こちらを適用することで問題は解消できる。

 このほかのプラグインでも、本バージョンの公開にあわせてアップデートを提供している場合があるため、確認しておきたい。

プラグインが非対応の場合、読み込みエラーが発生する場合もある

 OBS Studio 32.0.0では、新たにプラグインマネージャーを搭載し、Hybrid MOV形式をサポート。GeForce搭載環境向けには、NVIDIA RTX Audio Effectsを使ったVAD(音声区間検出)、グリーンバックなしで背景を除去できるNVIDIA RTX Background Removalを使った椅子の除去といった機能も加わっている。