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Lenovo、Snapdragon 8 Gen3搭載AIタブレットやスマホ新製品を発表
2025年9月5日 15:00
Lenovoは、IFA 2025開催に合わせてイベント「Lenovo Innovation World 2025」を開催し、コンシューマ向けタブレットや、Motorolaブランドのスマートフォン新モデルを発表した。
Yoga Tab
「Yoga Tab」は、プロセッサにSnapdragon 8 Gen3を採用するタブレット新モデル。内蔵する20TOPSのNPUを活用したAI機能を搭載。「Lenovo Smart AI Input」では、テキストの生成やアイデア出し、翻訳などでユーザーの入力作業をサポート。「Lenovo AI Live Transcript」では、リアルタイムでの音声文字起こしや要約を実現。「AI SuperRes」では写真のAI超解像処理が可能だ。Google Geminiが提供するAI機能も利用できる。
RAMは最大12GB、内蔵ストレージは最大256GB。ディスプレイは3,200×2,000ドット表示の11.1型LTPS液晶を採用。輝度は最大800cd/平方mで、リフレッシュレートは最大144Hz。Lenovo Tab Pen Proを利用したペン入力が可能。
背面カメラは1,300万画素広角カメラと200万画素マクロカメラの2眼構成で、前面カメラは1,300万画素の画角101度広角カメラを搭載。
無線機能はデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)準拠無線LANとBluetooth 5.4。OSはAndroid 15。
バッテリ容量は8,860mAhで、最大68Wの急速充電に対応。本体サイズは255.52×165.84×6.2～8.29mm、重量は485g。欧州では2025年9月に発売予定で、価格は499ユーロから。
Idea Tab Plus
「Idea Tab Plus」は、デジタルネイティブ層をターゲットとした薄型軽量タブレット。テキスト入力の支援やアイデア出し、要約などで入力作成をサポートする「Lenovo AI Notes」やGoogle GeminiなどのAI機能が利用できる。
プロセッサはMediaTek Dimensity 6400を採用し、RAMは最大12GB、内蔵ストレージは最大256GB。
ディスプレイは、2,560×1,600ドット表示対応の12.1型液晶を採用。輝度最大800nitsと明るく、DCI-P3カバー率96%と発色性能にも優れる。ディスプレイはLenovo Tab Pen、Pen Plusを利用したペン入力に対応しており、かこって検索などのAI機能もペンで手軽に利用できる。
内蔵バッテリ容量は10,200mAhと大容量で、最大13時間のビデオ再生が可能。最大45Wの急速充電にも対応する。OSはAndroid 15で、今後2世代のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートを保証する。
本体サイズは278.8×181.05×6.49～8.55mm、重量は530g。欧州では2025年9月に発売予定で、価格は299ユーロから。
motorola edge 60 neo
「motorola edge 60 neo」は、motorola edge 60 Proの魅力を受け継ぎながら低価格化を実現したスマートフォン。
プロセッサはMediaTekのDimensity 7400を採用し、優れたコストパフォーマンスを実現。RAMは8GB、内蔵ストレージは256GB。ディスプレイは6.36型有機ELで、輝度はピーク時3,000cd/平方mと非常に明るく、HDR 10+もサポート。
ボディは軽量ながら、IP68/69準拠の防水防塵性能に加え、米国国防総省調達基準「MIL-STD 810H」準拠の優れた堅牢性を備える。ディスプレイガラスはCorning Gorilla Glass 7iを採用。
背面カメラは、5,000万画素のソニー製センサーLYTIA、マクロ撮影対応1,300万画素広角、1,000万画素3倍望遠の3眼構成。望遠撮影は最大30倍のデジタルズームに対応する。前面カメラは3,200万画素カメラを搭載。
AI機能としては、写真画質を高めるPhoto Enhancement Engine、プロカメラマンが調整した撮影プリセットのSignature Style、動画撮影時の手ぶれを補正するAdaptive Stabilizationなどを搭載。4つの焦点距離とぼかし強度を調整できるポートレートモードや4K動画撮影も可能。この他、従来モデルでも利用可能な各種moto ai機能も利用できる。
容量5,000mAhバッテリを内蔵し、最大44時間の駆動が可能。また最大68Wの急速充電やQi準拠のワイヤレス充電(最大15W)にも対応する。
moto g06 / moto g06 power
「moto g06」シリーズは、低価格ながら高品質を求めるユーザーをターゲットとしたスマートフォン。
ディスプレイは、moto gシリーズ最大の6.88型HD+ディスプレイを搭載。輝度は最大600cd/平方mと、屋外での視認性も高められている。
背面カメラは、5,000万画素広角カメラで、AIポートレート撮影やナイトビジョン撮影により、鮮明な撮影が可能。前面カメラは800万画素カメラを搭載する。撮影した写真は、Googleフォトを利用して消しゴムマジックやボケ補正といったAIツールによる修正も可能。このほか、バリューセグメントのスマートフォンとして初となるかこって検索にも対応している。
プロセッサはMediaTekのHelio G81 Extreme、RAMは最大6GBで、RAMブーストにより12GB/24GB相当に拡張される。内蔵ストレージは最大256GB。ディスプレイガラスにはCorning Gorilla Glass 3を採用し、強度を高めるとともに、IP64準拠の防水防塵性能も備える。
moto g06 powerは、moto g06にバリューセグメントのスマートフォン最大となる7,000mAhのバッテリを搭載することで、通常利用で2日半以上、動画再生で28時間の長時間駆動を実現するモデル。そのほかの仕様はmoto g06と同等だ。
