スマートウォッチでもGeminiが利用可能に

　Googleは9日、スマートウォッチ向けOSのWear OSにおいて、AIアシスタントのGeminiが順次利用可能になると発表した。Wear OS 4以降を搭載するデバイス向けに今後数週間かけて展開していく。Google製のPixel Watchのほか、Samsung、OPPO、OnePlus、Xiaomi製のスマートウォッチも対象となっている。

　Wear OS向けのGeminiにおいても、スマートフォン向けのものと同様の高度なAIモデルを採用。スマートフォンを取り出すことなく、手元でGeminiと自然に会話しながらタスクの管理や情報へのアクセスなどが行なえる。「Hey Google」と呼びかけて起動できるほか、スマートウォッチのサイドボタンを長押しする、画面上からGeminiアプリを開くことでも呼び出せる。

　GmailやGoogleカレンダーといったサービスとの連携もでき、ワークアウト中にメールを出す、すばやくカレンダーに予定を追加する、目的地までの案内を依頼するといったことも可能。ちょっとしたメモを取ったり、リマインダーを設定したりもできる。