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Microsoft Edge、画面分割などの機能が高速化

 Microsoftは7日、WebブラウザのMicrosoft Edge向けに行なっているパフォーマンス改善について紹介した。2月以降の改善により、設定画面や画面分割などの機能において、平均で40%の高速化を実現したとしている。

 同社の説明によれば、ここ数カ月間の取り組みの結果として、First Contentful Paint(FCP)と呼ばれるパフォーマンス指標で300ms未満を達成したという。FCPは、ページの読み込み開始からいずれかのコンテンツがレンダリングされるまでの時間で、遅延を最小限に抑え、コンテンツへのアクセス速度の向上を図ったとしている。

 あわせて、2月からの機能改善により、設定のUI読み込み、画面分割やワークスペースといった機能の高速化、読み上げ機能の品質改善などを図っており、13の機能において平均40%の読み込み時間短縮や応答性向上を実現したという。

 今後もパフォーマンス改善は継続して行なっていく予定で、印刷プレビュー、拡張機能などについても手を加えていくとしている。