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オフィスで立ったまま寝られる仮眠ボックス、イトーキから販売開始
2025年7月8日 12:57
イトーキは、広葉樹合板製の立ったまま寝られる仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を発売した。価格はオープンプライス。
graffenapはイトーキが保有する仮眠ボックスに関する開放特許「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」を広葉樹合板がライセンス契約を結んで製品化したもので、広葉樹合板から2024年1月に発売していた。今回、イトーキが製品ラインナップの拡充を図る中、イトーキから販売開始する。
この特許は、上半身/臀部/膝部の3点を支持することで、立ったまま休息や睡眠がとれるもの。“電車内でつり革を持ち、立ったまま眠気に耐えられず、膝が「カクッ」となる人々の姿から発明者が着想を得た”としている。実際のgiraffenapは、紅葉樹合板との製品の開発過程で足裏の固定機能が追加され、4点支持の構造で快適性が向上している。
同社は、昨今ウェルビーイングを軸とした経営方針が改めて注目される中、睡眠や休息の質が生産性や創造性に直結する科学的知見が広がり、適度な休息を促すのに加え、仮眠制度や休息空間の導入は、エンゲージメント向上や離職防止の観点からも今後注目されていくと予想。girraffenapはこうした新たな取り組みを後押しするとしている。
製品はデザイン性にこだわり、ファシリティ全体の美観を損なわないとしたほか、睡眠中のプライバシー配慮や防音対策、メンテナンス性にも配慮した設計。電源を確保できる場所であれば、1日で設置可能としている。
デザインはスペーシア(SPACIA)とフォレスト(FOREST)の2種類。スペーシアは、材質が不燃メラミン化粧板、本体サイズが120×120×257.7cm、重量が約260kg、消費電力が408W。フォレストは、材質がメラミン化粧板/トドマツ/カラマツ、本体サイズが120×120×253.2cm、重量が約320kg、消費電力が404W。













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