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マウス、1ラジエータでCPUとGPUを水冷するハイエンドゲーミングPC
~上位モデルはデュアルGTX 980 Ti構成のSLI仕様
(2015/11/5 18:35)
株式会社マウスコンピューターは、ゲーミングブランドのG-Tuneから、GeForce GTX 980 Tiを水冷で実装したNEXTGEARおよびMASTERPIECEシリーズのデスクトップPCを発売した。
NEXTGEARからはCore i7-6700KとGTX 980 TiをシングルGPUで搭載した「i650PA2-SP3-DL」と、Haswell-EのCore i7-5820KとGTX 980 Tiを2枚搭載したSLIモデル「i850PA5-SP4-DL」を、そしてMASTERPIECEからはHaswell-Eの最上位CPUであるCore i7-5960X Extreme EditionとGTX 980 TiをSLIで実装する「i1580PA5-DL」をラインナップ。税別直販価格は順に249,800円、359,800円、529,800円となる。
CPUだけでなくビデオカードも含めて水冷クーラーを使用しているだけでなく、ラジエータは1つのものを共有した本格的な構造を採用。簡易水冷クーラーのように1つのパーツに対して1つのラジエータが必要になるといったスペースの問題が生じないため、PCケース内の空間的余裕は十分で、良好なエアフローを確保しているという。
一例として、NEXTGEARの下位モデルであるi650PA2-SP3-DLの主な仕様は、Core i7-6700K(4GHz、4コア)、GeForce GTX 980 Ti、メモリ32GB、HDD 2TB、DVDスーパーマルチドライブ、700W出力電源(80PLUS Bronze)、OSはWindows 10 Homeを搭載。
インターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×4、PS/2、DisplayPort×3、DVI-I、Gigabit Ethernet、マルチカードリーダ、音声入出力などを装備。
本体サイズは190×543×450mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.7kg。
今回の機種の中で最も高価なMASTERPIECE i1580PA5-DLは前述の通り、GeForce GTX 980 Tiを2枚搭載しており、メモリは64GBを実装。電源の出力は1,200Wで80PLUS Gold準拠の製品を使用する。本体サイズは219×471×499mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約17.4kg。