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ASUS、190mm/131mm四方のベアボーンキット5種類

VivoPC VM62

 ASUSは、小型ベアボーン「Vivo」シリーズ5製品を4月17日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 いずれもベアボーンのため、ユーザーが別途メモリ、ストレージ、OSを用意し、組み込みとインストールを行なう必要がある。ただし、上位のVM62のみストレージを搭載する。

VivoPC VMシリーズ

 190mm四方で、3.5インチシャドウベイ兼2.5インチシャドウベイ×2を内蔵する「VivoPC VM」シリーズは2モデルを用意する。

 上位のVM62は、本体色にメタリックグレーを採用。唯一128GB SSDのストレージを搭載済みの製品となる。CPUはCore i5-4210U(1.7GHz)、GPUにGeForce 820Mを搭載。DDR3L-1600対応のSO-DIMMスロットを2基装備。店頭予想価格は75,500円前後の見込み。

 下位のASUS VivoPC VM42の本体色はシルバー。CPUはCeleron 2957U(1.4GHz)、GPUはCPU内蔵のIntel HD Graphicsを使用。メモリスロットはVM62と同じで、ストレージは別途用意する必要がある。店頭予想価格は29,000円前後。

 インターフェイスは共通で、SDカードスロット、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI出力、DisplayPort、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、音声入出力、S/PDIF出力を備える。また、本体に2Wのステレオスピーカーを内蔵している。

 本体サイズは190×190×56.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.7kg。VM42のみ無線キーボードとマウスを付属する。

VivoPC VM42

VivoPC UMシリーズ

 131mm四方の「VivoMini UN」シリーズは、プロセッサの違いで3モデルを用意。本体色は全モデルがミッドナイトブルー。ストレージはmSATAのSSDを使用する。

 上位の「UN62-M102M」はCore i5-4210U(1.7GHz、ビデオ機能内蔵)を、中位の「UN62-M103M」はCore i3-4030U(1.9GHz、ビデオ機能内蔵)を、下位の「UN42」はCeleron 2957U(1.4GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載。店頭予想価格は順に57,000円前後、48,500円前後、27,000円前後の見込み。

 メモリはDDR3L-1600対応のSO-DIMMで、スロットは2基。インターフェイスはほぼ共通で、SDカードスロット、USB 3.0×4、HDMI出力、DisplayPort、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、音声入出力などを搭載する。無線LANはUN62がIEEE 802.11a/b/g/n/ac、UN42がIEEE 802.11b/g/n。

 本体サイズは131×131×42mm(同)、重量は約0.6kg。いずれも無線キーボードとマウスが付属する。

VivoMini UM62
VivoMini UN42

(劉 尭/中村 真司)