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ASUS、約13cm四方のコンパクトPC

~VivoMini UNシリーズの2015年モデル2製品

 ASUSは、手のひらサイズの小型デスクトップPC「ASUS VivoMini UN」シリーズ2製品を4月10日より順次発売する。上位モデルの「UN62」は予想実売価格が95,000円前後、下位モデルの「UN42」は40,000円前後となる見込み。

 VivoMini UNシリーズは、幅と奥行きがともに131mmで高さが42mmと、非常にコンパクトであることが特徴。重量も約0.6kgと軽い。また、有線/無線LANやBluetoothを標準装備し、USB 3.0ポートは4基と豊富。HDMIとDisplayPort出力を備えるため、設置および接続先の自由度が高い。

 今回のASUS VivoMini UN62およびUN42は、2014年12月に発売された2014年モデルのマイナーチェンジとなり、筐体の色などが若干変更された。なお、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスは標準で付属するようになった。

 アイドル時の動作音は18.5dBで、高負荷時は26.3dBと一般的な図書館の環境音を下回るほどの音だと言う。また、消費電力も低く、UN62の場合、アイドル時は6.95W、高負荷時は58W。

 ASUS独自のアプリを利用でき、AndroidまたはiOS搭載のスマートフォンやタブレットを使用して、リモート接続でUN62/42の画面を操作することもできる。

 上位のASUS VivoMini UN62は、本体色にパールホワイトを採用。CPUはCore i5-4210U(1.7GHz)、メモリ4GB、SSD 128GB、OSはWindows 8.1(64bit)を搭載。

 下位のASUS VivoMini UN42の本体色はミッドナイトブルー。CPUはCeleron 2957U(1.4GHz)、メモリ2GB、SSD 32GB、OSはWindows 8.1 with Bing(64bit)。

UN62の正面
UN62の正面見下ろし
UN62の右側面
UN42の正面
UN42の正面見下ろし
UN42の右側面

 両製品ともDDR3 SO-DIMMスロットを2基備えるが、1基分は空いているため、増設することが可能。最大搭載容量は16GBとなる。なお、メモリの増設や交換はサポート対象外。

 インターフェイスはほぼ共通で、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN(UN42はac/a非対応)、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、USB 3.0×4、HDMI 1.4a、DisplayPort 1.2a、音声入出力を備える。

UN62の左側面インターフェイス
UN62の背面インターフェイス
UN42の左側面インターフェイス
UN42の背面インターフェイス

【5月11日訂正】ASUSより、UN62の画像が挿し替えられました。

(中村 真司)