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NEC PC、狭額縁化した23.8型液晶一体型など「LaVie」デスクトップ春モデル
~不使用時にカメラを収納する新機構も導入
(2015/1/20 10:00)
NECパーソナルコンピュータ株式会社(NEC PC)は、デスクトップPCの2015年春モデルを1月下旬より順次発売する。価格はオープンプライス。
同社のPCブランドは、ノートPCが「LaVie」、デスクトップPCが「VALUESTAR」に分かれていたが、春モデルより「LaVie」ブランドに一本化。このブランド名に、製品分類を示す文字を付与して製品名とする。例えば、2-in-1デバイスのようにマルチモードでの利用を想定したものは「LaVie Hybrid」、液晶一体型PCは「LaVie Desk All-in-one」、タワー型デスクトップPCは「LaVie Desk Tower」となる。
LaVie Desk All-in-one
液晶一体型の「LaVie Desk All-in-one」は、23.8型液晶一体型の「DA970」と「DA770」、21.5型液晶一体型の「DA570」、「DA370」、「DA350」をラインナップ。発売はDA970/770/570/350が2月上旬、DA370が1月下旬を予定。
23.8型液晶一体型のDA970とDA770は、秋冬モデルで提供された23型液晶一体型の「VALUESTAR N VN970」、「VALUESTAR N VN770」の後継モデル。ベゼルと非表示エリアの幅を約26mmから約8mmへと狭額縁化した新筐体の採用により、画面サイズを23型から23.8型へ大型化しつつ、本体幅を19mm、奥行きを約30mmそれぞれ小型化した。
Webカメラは液晶上部に搭載されているが、従来のようにベゼルに内蔵せず、不使用時は本体背面側に収納しておき、必要な時だけ引き起こして利用できる新機構を導入。上位のDA970にはRealSenseカメラ(200万画素/フルHD対応)を採用する。このほか、スタンドも新たに設計され、設置位置を変えずにチルトとスイベルが可能となった。
「DA970」は、本体色ファインブラックの「DA970/AAB」のみ展開。税別店頭予想価格は234,800円前後の見込み。
主な仕様は、Core i7-5500U(2.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 4TB、BDXLドライブ、フルHD(1,920×1,080ドット)表示対応23.8型スーパーシャインビューLED IPS液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載。
インターフェイスは、3波対応TVチューナ×4、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN(867Mbps対応)、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、RealSenseカメラ、SDXCカードスロット(UHS-II対応)、USB 3.0×3、USB 2.0×2、HDMI出力、HDMI入力、音声入出力、3W+3Wスピーカー/6Wウーファ(ヤマハ AudioEngine搭載)を装備。
本体サイズは544×250×435mm(幅×奥行き×高さ/本体直立時/カメラ収納時)。カメラ使用時は高さが461mmとなる。重量は約10.9kg。ワイヤレスキーボード/マウスが付属する。
「DA770」は、本体色クランベリーレッド(型名:DA770/AAR)、ファインホワイト(同:DA770/AAW)、ファインブラック(同:DA770/AAB)の3色展開。税別店頭予想価格は214,800円前後の見込み。
DA970から、HDDを3TB、3波チューナをダブルチューナ、Webカメラを92万画素カメラへ変更し、HDMI出力を省いた仕様となる。本体サイズは544×250×435mm(同)で、カメラ使用時は高さが447mm。重量は約10.8kg。
21.5型液晶一体型の「DA570」、「DA370」、「DA350」は、VALUESTAR Sの従来モデルから筐体を継承。CPUをBroadwell世代へ変更したほか、下位モデルにもIEEE 802.11ac対応無線LANを採用したのが主な変更点となる。
「DA570」は、本体色ファインブラックの「DA570/AAB」の1モデル展開。税別店頭予想価格は189,800円前後の見込み。
主な仕様は、Core i5-5200U(2.2GHz、同)、メモリ4GB、HDD 1TB、BDXLドライブ、フルHD/タッチ対応21.5型スーパーシャインビューLED IPS液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載。
インターフェイスは、3波TVチューナ×1、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN(867Mbps対応)、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDXCカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×4、音声入出力、2W+2Wスピーカー(ヤマハ AudioEngine搭載)を装備。
本体サイズは527×190~270×432~415mm(同、最小傾斜~最大傾斜)、重量は約9.4kg。
「DA370」は、本体色クランベリーレッド(型名:DA370/AAR)、ファインホワイト(同:DA370/AAW)、ファインブラック(同:DA370/AAB)の3色展開。税別店頭予想価格は149,800円前後の見込み。
主な仕様は、Celeron 3205U(1.5GHz、同)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、フルHD対応21.5型スーパーシャインビューLED IPS液晶、Windows 8.1 Update(64bit)、Office Personal PremiumプラスOffice 365サービスを搭載。
インターフェイスは、3波TVチューナ×1、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN(433Mbps対応)、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、92万画素Webカメラ、SDXCカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×4、音声入出力、2W+2Wスピーカー(ヤマハ AudioEngine搭載)を装備。
本体サイズはDA570と同じ。重量は約8.6kg。
「DA350」は、本体色ファインホワイトの「DA350/AAW」の1モデル展開。税別店頭予想価格は139,800円前後の見込み。DA370からTVチューナを省いたモデルで、重量は約8.5kgとなる。