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日本HP、Beats Audioとコラボした赤筐体の一体型デスクトップ

~手前に引いてタッチ操作可能

HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE
1月10日より順次発売

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は10日、個人向けPCの2014年春モデルを発表した。本記事ではデスクトップPCについて取り上げる。

HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE

手前に大きくリクライニングする機構を搭載

 「HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE」はオーディオブランド「Beats Audio」とコラボレーションした23型液晶一体型のデスクトップPC。量販店向けで2月上旬頃の発売、価格はオープンプライス、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 Beats Audioのブランドイメージカラーである赤色を筐体背面のヒンジ部やベース部の側面、ディスプレイ下部のHPロゴに採用。また、Beats Audioブランドのクアッドスピーカーを搭載した。

 ベース部から大きくはみ出して手前に引き寄せられるリクライニング機構を搭載し、机でのタッチ操作をより自然な姿勢で行なえるようにした。またHDMI入力端子を備え、外部機器のディスプレイとして利用できる。

 主な仕様は、CPUにCore i5-4570T(2.9GHz)、メモリ8GB、GPUにGeForce 730A、1TBハイブリッドHDD、1,920×1,080ドット(フルHD)表示/10点マルチタッチ対応23型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 8.1(64bit)を搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、SDカードスロット、HDMI入力、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth、音声入出力などを備える。

 本体サイズは559.2×107.95~265.2×454mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.8kg。

HP Pavilion 22 TouchSmart

 「HP Pavilion 22 TouchSmart」は5点マルチタッチ対応液晶を搭載した21.5型の液晶一体型デスクトップPC。直販で1月10日より発売する。各種カスタマイズが可能。

 最小構成は、CPUにPentium G3220T(2.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、1,920×1,080ドット表示/5点マルチタッチ対応21.5型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 8.1を搭載し、価格は64,890円から。

HP 20/18

 「HP 20」は20型、「HP 18」は18.5型液晶ディスプレイを搭載した液晶一体型デスクトップPC。前者は量販店で2月上旬頃より実売7万円前後、後者は直販で1月10日より価格45,990円から発売の予定。

 両モデルともプロセッサにAMDのE1-2500(1.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 8.1(64bit)を搭載。HP 20は1TB HDD、液晶に1,600×900ドット表示対応20型、HP 18は500GB HDD、液晶に1,366×768ドット表示対応の18.5型を採用する。

HP 20
HP 18

セパレート型

 セパレート型は基本的に2013年冬モデルを継続するが、「HP Pavilion 500」にAMD A10-6700(3.7GHz、ビデオ機能内蔵)モデルを追加した。また全モデルWindows 8.1となり、ガイドブック「速効! HPパソコンナビ」が添付する。

(劉 尭)