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NVIDIA、書道家の涼風花さんも満足するペン機能など「Tegra Note 7」を紹介

12月2日 発表

 NVIDIAは2日、国内発売を発表した「Tegra Note 7」の機能などをデモを交えて紹介する関係者向けイベント「Tegra Note 7 Experience Day」を都内で開催した。Tegra Note 7の詳細については、関連記事を参照されたい。


 冒頭で挨拶したNVIDIA Japanマーケティング本部長 林憲一氏は、Tegra Note 7について「ハードウェア、ソフトウェア、エコシステムの一部などをプラットフォームとして提供することで、パートナーがTegra 4搭載タブレットをすぐに販売できるようにするためのもの」と説明。また、「プラットフォームにしてパートナーが販売することで、Tegra 4に込めた機能を使ってもらえ、世界中に販路広げられる」と、パートナー、NVIDIAの双方にとってメリットのある存在であることを強調した。

 ちなみに、NVIDIAではTegra 3を発表した際に、「KAI」と呼ばれるタブレットプラットフォームを公開したことがある。実は、これをベースにしたものがGoogleの「Nexus 7(2012)」であったのだが、今回は、このプラットフォーム展開をより拡大するものとなる。

 ワールドワイドでは、GIGABYTE、EVGAなど5社から発売されるそうだが、国内ではZOTAC製品がローンチパートナーに選ばれた。ZOTACは従来よりビデオカードやマザーボードなどのパートナーとして提携してきたが、Tegra Note 7を皮切りにタブレットを含めたパートナーシップへと拡大するという。

 会場にはPC Partner Group/ZOTAC International CEO兼エグゼクティブディレクターのウォン・シー ハオ・トニー氏も登壇。「Tegra Note 7への期待は大きく、素晴らしい製品を実現させてくれたパーフェクトなパートナー。私自身も気に入っている」とコメントした。

NVIDIA Japanマーケティング本部長 林憲一氏
Tegra Note 7の製造/販売パートナー
ZOTAC CEOのウォン・シー ハオ・トニー氏

 林氏は、市場調査でスタイラスがあるかどうかが製品選択の1つの要素になっているというデータを紹介し、Tegra Note 7の特徴の中でも、特に「DirectStylus」と呼ばれるペン機能を取り上げた。

 ここでは、書道師範の涼風花さんを招き、書道の観点からペン機能をアピール。涼さんは「ほかのタブレットと違って滑らかで途切れない。私の動作にも遅れることなく付いてきてくれるので書きやすかった。プロの方も十分に満足できると思う」と感想を述べ、実際にTegra Note 7を用いた書道の実演も行なった。

書道師範の涼風花さんを招いて、「DirectStylus」が書道にも耐えうる機能であることをアピール。実際に“夢”という字を書く実演も行なわれた

 そのほか、Tegra Note 7の詳細については、同社マーケティング本部 テクニカルマーケティングエンジニアの矢戸知得氏が説明。Tegra Noteの優れた点として「DirectStylus」、「カメラ機能」、「スピーカー」、「ゲーム」を取り上げ、デモや技術解説を交えながら紹介した。

NVIDIA Japanテクニカルマーケティングエンジニアの矢戸知得氏
Tegra Note 7の特徴として挙げられた4つの特徴
アクティブ(電子誘導方式)スタイラスと同等の機能を、低コストなパッシブスタイラスで実現したとする
ペン機能に関連して提供されるスクリーンショット機能。メモを書き加え、トリミングした上でGmailで送信するというデモを実施
カメラアプリ「Camera Awesome」で提供される3つの主な機能
5ccのスピーカーボックスを持つバスレフスピーカーを内蔵
Bluetoothゲームパッドへの対応など、ゲーミング用途での訴求も
Tegra Zoneでは、コントローラに対応したゲームのみを一覧するといったことも可能
Micro HDMIから大画面TVへ出力し、ゲームコントローラのみで操作してレースゲームを楽しむデモ
株式会社イニス 取締役副社長/ゲームデザイナー 矢野慶一氏も来場。同社の「eden to GREEN」は全世界のTegra Note 7にプリインストールされる。Unreal Engine 3ベースのゲームで、Tegra専用ステージや独自エフェクトも用意されるという

 最後に林氏には、国内のエコシステムについて紹介。ZOTAC代理店であるアスクのほか、エレコム、バッファローから対応保護フィルムなどが発売される。

 また、Android向けフルセグTVチューナの開発を表明しているピクセラや、手書き入力アプリを提供するMetaMojiなどもTegra Note 7のエコシステムパートナーとして紹介され、会場でも製品の紹介を行なっている。

アクセサリなどを販売する国内のメーカーを紹介
ZOTAC代理店であるアスクが発売する対応フィルム。店頭予想価格は1,980円前後
エレコムは2種類のフィルムを発売。光沢タイプが1,480円前後、マット(反射防止)タイプが1,580円前後の見込み
バッファローはiBUFFALOブランドで対応フィルムを発売。店頭予想価格は2,480円前後の見込み
MetaMojiは手書き入力アプリ「mazec2 for Android」やコミュニケーションアプリの「Share Anytime」をTegra Note 7の使い方として提案
ピクセラは11月8日に発表したAndroid対応のフルセグチューナをデモ。発売は予定より遅れて2014年に入る見込みとのこと。価格は5,000~6,000円程度を予定している

(多和田 新也)