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東芝、CPUやOfficeを強化したdynabookシリーズ2013年春モデル
(2013/2/12 11:00)
株式会社東芝は、「dynabook」シリーズ2013年春モデルを2月15日より発売する。価格はオープンプライス。
今回の新製品は、最新CPU搭載や自社製ハイブリッドHDD採用、Microsoft Office 2013などが主な強化点で、筐体は従来を継承。ハイブリッドHDDは6モデルで搭載、タッチ対応は5モデル(従来2モデル)に拡充した。タッチパネル非搭載モデルはタッチパッドを大型化して操作性を向上。液晶一体型PCではワイヤレスタッチパッドのプレゼントキャンペーンを実施予定。Adobe「Photoshop Elemets」および「Premiere Elemets」搭載モデルはバージョンを10から11に更新した。Webカメラの画素数も強化され、2012年秋冬モデルで可能になったSkypeビデオ通話の録画機能は、2ステップで行なえるようになった。
TVチューナ搭載モデルは、視聴/録画ソフトをこれまでの「Qosmio AV Center」から、「dynabook TV Center」に変更。番組表はREGZAのノウハウを活用し、7局の同時表示、PCの性能を活かした高速なスクロール、マウスやキーボードでの操作に対応。また、テレビ王国を利用した外出先からの録画予約、DLNAサーバー搭載によるネットワーク配信、録画番組のチャプターを使った簡易編集機能を追加。長時間録画はこれまでの最大12倍から20倍をサポートした。
スマートフォンとの連携強化として、外出先から自宅のPCへ写真を送る機能や、ワイヤレスでPCへの取り込みが行なえるアプリをアップデートで提供予定。クラウド利用では、同社の暗号化対応ストレージサービス「デジタル貸金庫」のアプリを追加した。
Windows 8 64bit(一部Pro)、Office Home and Business 2013を搭載する。
13.3型Ultrabook「dynabook R632」については、2012年秋冬モデルを継続する。
dynabook R732
「dynabook R732」は、通常電圧版CPUと光学ドライブを搭載する13.3型モバイルノートPC。3モデルを発売。CPU強化のほか、上位と中位がBDドライブに、中位と下位がハイブリッドHDDに、下位のメモリが8GBになった。
上位の「R732/39H」は、Core i7-3540M(3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 256GB、Intel HM76 Expressチップセット、BDドライブ、1,366×768ドット対応13.3型ワイド液晶、Windows 8 Pro 64bitを搭載。店頭予想価格は200,000円前後の見込み。
中位の「R732/38H」は、ストレージをハイブリッドHDD 1TB、OSをWindows 8に変更。店頭予想価格は180,000円前後の見込み。
下位の「R732/37H」は、R732/38HからCore i5-3230M(2.60GHz、ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブに変更。店頭予想価格は150,000円前後の見込み。
本体色はグラファイトブラック、スパークルゴールドの2色。
dynabook R822
「dynabook R822」は、タブレット形状から液晶がスライドして起きるコンバーチブルタイプの12.5型Ultrabook。「R822/T8HS」の1モデルを発売。CPU強化のほか、メモリが4GBから8GBになり、無線LANが5GHz帯に対応した。
主な仕様は、Core i5-3337U(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 128GB、1,366×768ドット対応12.5型IPS/タッチパネル液晶を搭載。Photoshop Elements 11、Premiere Elements 11が付属し、店頭予想価格は150,000円前後の見込み。
dynabook Qosmio T752
「dynabook Qosmio T752」はTVチューナを搭載する15.6型AVノートPC。2モデルを発売。TVソフトが前述のdynabook TV Centerになり、上位モデルがハイブリッドHDD、200万画素のWebカメラに、下位モデルがCPUとメモリを強化した。
上位の「T752/V8H」は、Core i7-3630QM(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、ハイブリッドHDD 1TB、BDXLドライブ、1,366×768ドット対応15.6型液晶、3波チューナ×2を搭載。Photoshop Elements 11、Premiere Elements 11が付属し、店頭予想価格は190,000円前後の見込み。
下位の「T752/V4H」は、Core i3-3120M(2.50GHz、ビデオ機能内蔵)、HDD 750GB、地デジチューナ×1を搭載。Webカメラは100万画素で、無線LANが5GHz帯に非対応、Bluetooth無しの構成。店頭予想価格は140,000円前後の見込み。
本体色はライトシルバー、ダークシルバーの2色。
dynabook T642
「dynabook T642」は、タッチパネルを搭載する14型スタンダードノートPC。2モデルを発売。本体色ダークシルバーが追加され、Webカメラを200万画素に強化。上位モデルはCPU、メモリ、HD、光学ドライブ、下位モデルはCPUを強化した。
上位の「T642/T8H」は、Core i7-3537U、メモリ8GB、HDD 1TB、BDドライブ、1,366×768ドット対応14型タッチパネル液晶を搭載。Photoshop Elements 11、Premiere Elements 11が付属し、店頭予想価格は170,000円前後の見込み。
下位の「T642/T6H」は、Core i5-3337U、メモリ4GB、HDD 750GB、DVDスーパーマルチドライブに変更し、店頭予想価格は140,000円前後の見込み。
本体色はライトシルバー、ダークシルバーの2色。
dynabook T552
「dynabook T552」は、15.6型のスタンダードノートPC。2モデルを発売。Webカメラが200万画素になり、下位モデルのCPU、HDDを強化した。
上位の「T552/58H」は、Core i7-3630QM、メモリ8GB、HDD 1TB、BDXLドライブ、1,366×768ドット対応15.6型液晶を搭載。Photoshop Elements 11、Premiere Elements 11が付属し、店頭予想価格は165,000円前後の見込み。
下位の「T552/36H」は、Celeron 1000M(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 750GBに変更し、無線LANの5GHz帯非対応/Bluetooth無し、Adobeソフト無しの構成。店頭予想価格は110,000円前後の見込み。
本体色はルビーロゼ、プレシャスブラック、リュクスホワイト、スパークルゴールドの4色。
dynabook REGZA PC D732
「dynabook REGZA PC D732」は、23型液晶一体型PC。「D732/V9H」の1モデルを発売。TVソフトがdynabook TV Centerになり、OfficeとAdobeソフトを更新。ハードウェアは従来と同等。
主な仕様は、Core i7-3630QM、メモリ8GB、HDD 3TB、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)対応23型液晶、3波チューナ×2、地デジチューナ×1(今スグTV)を搭載。Photoshop Elements 11、Premiere Elements 11が付属し、店頭予想価格は220,000円前後の見込み。
本体色はプレシャスブラック、リュクスホワイト、シャイニーレッドの3色。
dynabook REGZA PC D712
「dynabook REGZA PC D712」は、21.5型液晶一体型PC。2モデルを発売。TVソフトがdynabook TV Centerになり、上位モデルのHDD、下位モデルのCPUを強化した。
上位の「D712/V7H」は、Core i7-3630QM、メモリ8GB、HDD 3TB、BDXLドライブ、フルHD対応21.5型液晶、3波チューナ×2を搭載。店頭予想価格は190,000円前後の見込み。
下位の「D712/V3H」は、Celeron 1000M、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、地デジチューナ×1に変更し、店頭予想価格は130,000円前後の見込み。
本体色はダークグリーン、リュクスホワイト、メローボルドーの3色。