レノボ、液晶面が水平になる一体型PCの23型モデル「IdeaCentre A520」
~Windows 8搭載デスクトップPC発表

IdeaCentre A520

11月上旬より順次発売

価格:オープンプライス



 レノボ・ジャパン株式会社は、Windows 8を搭載したデスクトップPC「IdeaCentre」シリーズを11月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 新モデルとして、液晶一体型上位機のIdeaCentre Aシリーズに23型、エントリータイプの液晶一体型Lenovo Cシリーズ、省スペースデスクトップにLenovo H505sを追加。27型液晶一体型のIdeaCentre A720、上位デスクトップのIdeaCentre K430、省スペースのIdeaCentre H520sは、ハードウェアはそのままWindows 8に対応する。

●IdeaCentre A520

 「IdeaCentre A520」は、2つのヒンジで液晶が机と水平にできる一体型PC。27型のIdeaCentre A720の小型モデルという位置付け。10点マルチタッチ対応など従来の特徴を継承。-5度~90度の自由な角度に変更でき、複数人で平らにして操作したりできる。液晶はIPSパネル。発売は11月下旬、価格は未定。

 SKUは2つで、上位はCore i7-3630QM(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)/メモリ8GB、下位はCore i5-3210M(2.50GHz、同)/メモリ4GB。そのほかはほぼ共通で、BDコンボドライブ、1,920×1,080ドット表示対応23型ワイド液晶、Windows 8 64bitを搭載予定。

●Lenovo C345

 「Lenovo C345」は、エントリー向けの液晶一体型PCで、C325の後継。プロセッサをAMD E-450から、現行世代のE1-1200に更新した。発売は11月上旬、店頭予想価格は50,000円前後の見込み。本体色はブラック、ホワイトの2色。

Lenovo C345 ブラックLenovo C345 ホワイト

 主な仕様は、AMD E1-1200(1.40GHz、Radeon HD 7310内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、AMD A68M FCHチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,600×900ドット表示対応20型ワイド液晶(非光沢)、Windows 8 64bitを搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、6in1カードリーダ、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。本体サイズは499×196×397mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.89kg。

●Lenovo H505s
Lenovo H505s

 「Lenovo H505s」は、エントリータイプのスリムデスクトップPC。Lenovo H520sがIntelのエントリー構成だが、H505sはその姉妹製品で、AMD APUを搭載する。発売は11月上旬、店頭予想価格は35,000円前後の見込み。

 主な仕様は、AMD E-450(1.65GHz、Radeon HD 6320内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、AMD A68M FCHチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 8 64bitを搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、7in1カードリーダ、音声入出力などを備える。本体サイズは105×385×305mm(同)、重量は5kg。

(2012年 10月 18日)

[Reported by 山田 幸治]