エプソン、Sandy Bridge搭載のタワー型PC「Endeavor MR6900」

Endeavor MR6900

1月12日 受注開始
直販価格:83,580円から



 エプソンは、インテルの第2世代Core iシリーズCPUを搭載したミニタワー型PC「Endeavor MR6900」の受注を開始した。

 Intel H67 Expressチップセットベースの製品で、新型Core i5/i7を搭載する。BTOに対応し、CPUをはじめとする各仕様は購入時に選択できる。直販価格は83,580円から。

 筐体は従来のMRシリーズと共通だが、SSD/HDD用のインターフェイスがSATA 3.0×2となるなど、基本仕様が強化された。主な変更点は、PCIスロットを廃止しPCI Expressに、電源容量を450Wに強化、メモリーカードスロットのSDXC対応など。また実用性を重視して、従来搭載されていたHDMI端子はDVI-D端子に変更された。

 最小構成時の仕様は、Core i5-2400(3.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、250GB HDD、DVD-ROMドライブ、OSはWindows 7 Home Premium(32bit)。主なインターフェイスは、USB 2.0×9、IEEE 1394×1、Gigabit Ethernetなど。本体サイズは179×396×368mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.1kg。

 企業用途に向けて、省エネ基準のエナジースター v5.0対応のBTO構成を、とくに「Endeavor MR6900E」として独立した機種としている。基本的な仕様は変わらないが、単体ビデオカードが搭載されず、HDD搭載が1台のみとなるなどの制限がある。

(2011年 1月 12日)

[Reported by 伊達 浩二]