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Intel、社員の出社を週3日から4日へ変更。新CEOのTan氏が方針を明らかに
2025年4月25日 15:54
Intel新CEOのLip-Bu Tan氏は24日、今後の同社の方針や取り組みを発表した。この中でTan氏は、9月1日から週4日のオフィス出社を義務付けることを明らかにした。
同社では現在、ハイブリッドワークの従業員に対しておよそ週3日の出社を求めているが、これを9月1日から必ず週4日へと引き上げる。Tan氏は、オフィスが同社の文化を体現した活気に満ちる協業のハブでなければならないと説明。この変更により、対面で時間を過ごす時間を増やすことで、より生産的な議論を促進し、よりよい意志決定を迅速行なえるようにするとともに、社員同士のつながりを強められるとしている。
このほかにも、官僚制度や多数の階層といった複雑な組織構造の見直し、不要な会議の廃止や参加者の大幅削減による業務内容の効率化など、エンジニアリングにフォーカスした企業への変革に向けたさまざまな取り組みを実施するとした。
Tan氏は従業員に対し、痛みをともなう決断も今後必要になるとした上で、改善のために変わり続ければ、最も革新的な企業として知られていたIntelのかつての地位を取り戻せると説明している。