富士通、自動消去タイマー装備のセキュリティUSBメモリ

Tamatebako

7月上旬 発売

価格:オープンプライス



 富士通関西中部ネットテック株式会社は、データ自動消去機能を備えるUSBメモリ「Tamatebako」を7月上旬より法人向けに発売する。価格はオープンプライス。対応OSはWindows XP/Vista(32bitのみ)、インターフェイスはUSB 2.0。

 プロセッサとバッテリを内蔵し、指定した時間の経過や、誤ったパスワードを検出して、単体でデータ消去を行なえるUSBメモリ。データを消去する時間は10分から7日間で指定できる。パスワード入力は回数を指定可能なほか、PCに接続して機器およびパスワードを認証しないまま一定時間が経過すると、自動的にデータを消去する。また、データの消去や接続したPC(MACアドレス)の操作ログを記録する機能を備える。

 メモリ容量は2GB、ユーザー領域は1.8GB。データはAES 256bitで暗号化される。

 本体サイズは70×70×24mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約45g。バッテリ充電時間は約5分。本体色は黒、白、緑、青、赤の5色が用意される。

(2010年 6月 29日)

[Reported by 山田 幸治]