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「Alexa+」登場。LLMを駆使した次世代AIアシスタント
2025年2月27日 10:55
Amazonは2月26日(米国時間)、LLM(大規模言語モデル)やエージェント機能、サービス、デバイスを大規模に連携させた最先端アーキテクチャのAIアシスタント「Alexa+」を発表した。米国で英語を皮切りに、世界各国でも順次提供が開始される予定。
Alexa+ではLLMといった最先端アーキテクチャ上で構築することで、会話がより自然で直感的になり、正しい回答を得るために特定の発話をする必要がなくなるという。また、米国ではサードパーティのサービスに対応/連携できる。
デバイスやユーザーの状況、蓄積された知識を活用したスマートホーム体験も実現するとしており、1回のリクエストで複数のスマートデバイスを制御したり、音声だけで定型アクションを作成できる。たとえば「寒い」と言えばエアコンの設定温度を高くする、「明るすぎる」と言えば照明を暗くすることが可能だという。
さらに、音楽再生のみならず、ユーザーお気に入りのアーティストやその作品についての幅広い会話、映画やTV番組の特定キャラクター/映画/エピソード/サウンドトラックについて質問したり、特定シーンにジャンプしたりできるようになるとしている。