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ソニー、空間コンテンツ制作向けソリューション「XYN」を展開
2025年1月8日 14:49
ソニーは、空間コンテンツ制作向けソリューション「XYN」(ジン)の展開を開始した。同ソリューションでは、ソフトウェアとハードウェアを統合し、幅広いクリエイターに直感的で効率的な3DCG制作環境を提供することを目的とする。
XYNの第1弾として、Windows版PCアプリ「XYN Motion Studio」が3月下旬より公開される。同アプリは、モバイルモーションキャプチャー「mocopi」の12個のセンサーとの接続や、独自アルゴリズムによるモーション自動補間、自動タグ付け機能を備えており、これまで費用や設備面でハードルが高かったモーションキャプチャーを手軽に行なえるという。
XYN Motion Studioは月額1,100円で提供される。「mocopiセンサーデータレシーバー」および「mocopiセンサーバンド」も3月下旬に発売し、価格は順に1万6,500円、9,900円。
同社は、ミラーレス一眼カメラで撮影した画像と独自アルゴリズムを用いて、高品質でフォトリアルな3DCGアセットを生成する「XYN空間キャプチャーソリューション」や、4K OLEDマイクロディスプレイとビデオシースルー機能を備えたXRヘッドマウントディスプレイ「XYN Headset」も開発中だという。