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8型も用意されたゾ!Core Ultraシリーズ2搭載の携帯型ゲーミングPC「MSI Claw」

Claw 8 AI+

 MSIは12月3日(台湾時間)、Core Ultraシリーズ2を搭載したポータブルゲーミングPC「Claw 8 AI+」、「Claw 7 AI+」を正式発表した。これは6月に台湾で開かれたCOMPUTEXで展示されたもの。

 初代の「Claw」は2024年のCESで発表され、画面サイズは7型のみだったが、今回新たに8型も用意。より長くゲームプレイできるようバッテリ容量を拡大した。また、新たにCopilot+ PCにも準拠した。

 新登場のClaw 8 AI+は、風によって形作られた砂漠の岩をモチーフとしたサンドストームデザインを採用。手の輪郭にフィットする形状や持ちやすい重量バランス配分、再設計されたスティック、バンパー、Dパッド、ホール効果採用のトリガーにより、スムーズで快適な操作感が得られ、より正確にボタンが押せるようになったという。

 いずれのモデルも、デュアルファン/デュアルヒートパイプの「Cooler Boost HyperFlow」技術を採用。17Wで動作し、同じ電力条件下において、ピークで113%/平均で20%高いフレームレートを実現するとしている。

 ソフトウェア面では、直感的なインターフェイスの操作が可能なユーティリティ「MSI Centrer M」、Windows/Android両プラットフォームをサポートする専用のゲームライブラリ「App Player」などを備える。

 主な仕様は共通で、プロセッサがCore Ultra 7 258V、メモリがLPDDR5x-8533 32GB、ストレージがPCIe 4.0 x4対応M.2 SSD(Claw 8 AI+は最大1TB、Claw 7 AI+は最大容量記載なし)、OSにWindows 11 Homeを搭載。

 液晶は、Claw 8 AI+が1,920×1,200ドット/120Hz表示、VRR、sRGB 100%、輝度500cd/平方m対応の8型、Claw 7 AI+が1,920×1,080ドット/120Hz表示、VRR、sRGB 100%、輝度500cd/平方m対応の7型。

 インターフェイスはThunderbolt 4 2基、microSDカードスロット、Wi-Fi 7(Claw 8 AI+)またはWi-Fi 6E(Claw 7 AI+)、Bluetooth 5.4(Claw 8 AI+)または5.3(Claw 7 AI+)、指紋センサー付き電源ボタン、音声入出力などを備える。

 バッテリおよび本体サイズ、重量は、Claw 8 AI+が80Whr、299×126×24mm、795g、Claw 7 AI+が54.5Wh、290×117×21.2mm、675g。