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OPPO、ハッセルブラッドカメラ搭載のハイエンドスマホ「Find X8」
2024年11月29日 13:30
OPPOは11月29日、5Gスマートフォンの新製品として、ハッセルブラッドと共同開発したカメラシステムや多数のAI機能を備えたハイエンドモデル「OPPO Find X8」および、薄型筐体と優れた堅牢性を両立したモデル「OPPO A3 5G」を発表した。いずれも本日より予約受け付けを開始しており、12月12日より順次発売する。
OPPO Find X8
OPPO Find X8は、高性能カメラと高性能AIを搭載したと謳うハイエンド5Gスマートフォン。ハッセルブラッドと共同開発したカメラ機能は、背面カメラが5,000万画素/F1.8の広角、5,000万画素/F2.0の超広角、5,000万画素/F2.6の光学3倍望遠による3眼構成で、前面カメラが約3,200万画素/F2.4を搭載する。
厚さ7.9mmの薄型筐体ながら、世界初を謳うW型プリズム望遠レンズを採用することでセンサー大型化を実現する。最大120倍のデジタルズームが可能で、10倍以上のズームでは生成AI補正がサポートされ、遠くの被写体や景色も鮮明に捉えるという。
カメラモードでは、ハッセルブラッドのカメラ効果を細かい設定なしに利用できるポートレートモードやAutoモードのほか、細かく調節できるProモードを搭載する。シャッターを押し続けるだけで最大200枚の写真撮影が可能な「ライトニングスナップ」機能を備え、動画撮影は4K Dolby Vision HDRに対応する。
AIを活用した画像編集機能として、「AI消しゴム2.0」や「AIスタジオ」などを搭載する。これにより写真内の映り込み消去や、ピンボケやブレなどの修正がワンタップで行なえるほか、1枚の写真からさまざまなパターンの画像を自動生成できる。
AI機能ではこのほか、文章の要約/翻訳およびメッセージへの返信内容を提案する「AIツールボックス」や、文章を制作して文法や誤字修正などの添削ができる「AI文書アシスタント」なども備える。
主な仕様は、SoCがMediaTek Dimensity 9400、メモリが16GB、ストレージが512GB、ディスプレイがフルHD+(2,760×1,256ドット)/120Hz表示対応の約6.6型AMOLED、OSがColorOS 15(Android 15ベース)。生体認証はディスプレイ指紋認証および顔認証に対応する。
無線機能はWi-Fi 6、Bluetooth 5.4などを装備し、SIMはNano SIM+eSIM、SIMカードスロットはNano SIM×2。USBポートはUSB 2.0 Type-Cを備える。同社史上最大となる5,630mAhのバッテリを搭載し、最大50Wの無接点充電や80W SUPERVOOCの急速充電に対応するほか、日本初を謳うIP69の防水防塵性能もサポートする。
カラーはスターグレーとスペースブラックの2色を用意し、本体サイズは74×7.9×157mm、重量は約193g。同社はOPPO Find X8の発売にあわせて、専用のマグネット搭載スマホケースや、マグネット式スマホリング、マグネット式急速充電器の3種類のアクセサリーも同時に発売する。
OPPO A3 5G
OPPO A3 5Gは、厚さ7.7mmの薄型筐体ながらSGS/MIL規格準拠の堅牢性を備えた5Gスマートフォン。SoCはMediaTek Dimensity 6300、メモリは4GB、ストレージは128GB、ディスプレイはHD+(1,604×720ドット)/120Hz表示対応の約6.7型、OSはColorOS 14(Android 14ベース)を備える。
背面カメラは約5,000万画素/F1.8の広角と約200万画素/F2.4の深度の2眼構成で、前面カメラは約800万画素/F2.0を搭載する。
無線機能には、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、おサイフケータイのほか、マイナンバーカード機能も装備する。SIMはNano SIM+eSIM、SIMカードスロットはNano SIM×2。USBポートは、USB 2.0 Type-Cを備える。
側面指紋認証と顔認証に対応するほか、IP54の防水防塵性能をサポートし、ディスプレイや手が濡れていても誤動作を抑える「スプラッシュタッチ」機能も装備する。
カラーはパープルとブラックの2色を用意し、本体サイズは約76×7.7×166mm、重量は約187g。バッテリ容量は5,100mAhで、45W SUPERVOOCの急速充電をサポートする。