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REGZAからゲーミングモニター誕生!まずはWQHDとフルHD

TVS REGZAのゲーミングモニターシリーズ

 TVS REGZAは、同社初となるゲーミングモニター「RM-G276N」を12月下旬、「RM-G245N」を11月22日に発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格はそれぞれ5万600円前後、2万5,300円前後の見込み。

 TVS REGZAの社名の冒頭にある“TVS”は“Total Visual Solutions”の由来だが、映像を見る機会の増加に伴う視聴デバイスの多様化で、市場規模が拡大している中、ゲーミングモニターも映像ソリューションの1つであると捉え、新たに市場参入を決めたという。まずは比較的手頃な価格で購入できる製品から展開し、フィードバックを得ながら成長を目指す。

 両モデルともに機能面ではゲームジャンルごとに最適化した4つの画質モードに加え、「映画」、「スポーツ」という同社のTVシリーズで培った画質プリセットを用意することで、他社製品との差別化を図っている。一方で、暗部を明るくすることで敵の視認性を高める「暗部強調機能」や、画面中央にクロスヘア(照準)を表示するといった機能も搭載した。パネルは共通でFast IPS。

事前説明会でTVS REGZA 取締役副社長の石橋泰博氏が製品を紹介
映像トータルソリューションの提供を目指すTVS REGZA
REGZAで培った技術を投入したという
REGZAならではの映画、スポーツモードも搭載
暗部強調機能
Fast IPSパネルを採用
RM-G276N

 RM-G276Nの主な仕様は、解像度が2,560×1,440ドット、リフレッシュレートが240Hz、表示色数が約10億7,300万色、色域がDCI-P3カバー率90%超/sRGBカバー率99%、中間色応答速度が1ms、輝度が340cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。DisplayHDR 400をサポート。

 インターフェイスはHDMI 2基、DisplayPort 1基、3.5mm音声出力1基。2W+2Wのステレオスピーカーも内蔵する。本体サイズは614×215×473mm、重量は約5kg。

RM-G245N

 RM-G245Nの主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、リフレッシュレートが180Hz、表示色数が約1,677万色、色域がDCI-P3カバー率90%超/sRGBカバー率99%、中間色応答速度が1ms、輝度が280cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。

 インターフェイスはHDMI 2基、DisplayPort 1基、3.5mm音声出力1基。本体サイズは542×215×441mm、重量は約3.5kg。

背面にはVESAマウントホールもあるが、標準のスタンドではこのホールを使っていないため、ミニPCのマウントなどに使えそうだ
OSD操作はジョイスティックで直感的に行なえる