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もう2024年だが……USB接続の56Kモデムが新発売

 プラネックスコミュニケーションズは、アナログ公衆回線を利用してインターネット接続が可能なUSBのアナログモデム「PL-US56K2(A)」を2024年10月25日に発売する。価格はオープンプライスで、Amazonでの価格は5,980円。

 ノートやデスクトップPCのUSBに接続し、アナログ公衆回線を使ってインターネット接続やデータ通信、FAXの送受信(別途ソフトが必要)が可能になる製品。Windows 7/8/8.1/10/11などに対応し、標準ドライバで動作する。

 56K ITU-T標準勧告V.90およびV.92プロトコルに準拠。データ転送速度は受信が最大56Kbps、送信が最大33.6Kbps。本体サイズは25×75×18mm、重量は約28g。

 なお、ブロードバンドが当たり前な現代において、アナログモデムを使ったダイヤルアップ接続の方法は忘れられていそうだが、

  1. インターネットサービスプロバイダ(ISP)と契約する(ブロードバンド回線契約者なら付随するが、オプションに申し込む必要があるところもある)
  2. 本製品をPCおよびアナログ公衆回線と接続し、Windowsのダイヤルアップ機能で、ISPの指定の電話番号に接続する
  3. ISPから提供されたIDとパスワードを入力する

 といった手順を接続のたびに踏む必要がある。ただ、電話回線を利用するため通話料が発生する。2024年現在はごく少数だが、無料(つまり通話料のみで利用可能)で利用できるプロバイダも存在する。