ニュース

Amazon、Wi-Fi 7対応モデルなどメッシュルーター3機種を国内発売

eeroシリーズ

 Amazonは、メッシュWi-Fiシステム「eero」を国内向けに順次発売する。Wi-Fi 7対応の「eero Max」、Wi-Fi 6E対応の「eero Pro 6E」、Wi-Fi 6対応の「eero 6+」の3モデルを用意する。

 eeroシリーズは、シームレスなWi-Fi環境を実現するTrueMeshテクノロジー、数分で完了する簡単なセットアップ、eeroアプリを通じたネットワーク管理機能などを共通の特徴とするWi-Fiルーター。今後提供予定のeeroビルドイン機能を通じて、Amazon EchoデバイスをWi-Fi中継器として利用できる機能や、スマートホームハブ機能を備えるほか、高度なセキュリティ機能などを利用できる有償サービス「eero Plus」も近日提供予定となっている。

eero Max 7

eero Max 7

 eero Max 7は、最新規格のWi-Fi 7に対応した最速モデル。10月23日の出荷開始を予定しており、価格は1ユニットで9万5,980円。

 2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯のトライバンドに対応し、1ユニットで230平方m、2ユニットで460平方mをカバーする。10Gigabit Ethernetポートも備えており、有線で最大9.4Gbps、無線で最大4.3Gbpsの高速通信を可能にする。同時接続は約200台までで、高負荷なネットワーク接続が必要なユーザーや小規模事業者などにも好適とする。

 有線ポートは、10Gigabit Ethernet×2、2.5Gigabit Ethernet×2。本体サイズは90×184×222mm。

eero Pro 6E

eero Pro 6E

 eero Pro 6Eは、Wi-Fi 6E対応の上級モデル。すでに販売を開始しており、価格は1ユニットで3万6,980円、2ユニットで6万480円、3ユニットで8万2,980円。

 こちらもトライバンド対応で、1ユニットで190平方m、3ユニットで560平方mをカバー。Wi-Fi 6Eに対応することで、2.4GHz、5GHz帯のデバイス干渉を抑え、ネットワーク全体の遅延を低減できるとする。同時接続は約100台までで、戸建てや居住スペースの広いユーザーに好適とする。

 有線ポートは、2.5Gigabit Ethernet、Gigabit Ethernet。本体サイズは142×139×55mm。

eero 6+

eero 6+

 eero 6+は、Wi-Fi 6対応の中級モデル。すでに販売を開始しており、価格は1ユニットで1万9,980円、2ユニットで2万8,980円、3ユニットで4万2,480円。

 2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応し、約75台のデバイスとの同時接続が可能。1ユニットで140平方m、3ユニットなら420平方mをカバーでき、1LDKや2LDKで2~3名の世帯などに好適としている。

 有線ポートはGigabit Ethernet×2。本体サイズは99×97×66mm。