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日本語における文字情報基盤のソース参照など、Unicodeバージョン16.0発表

 Unicode Consortiumは10日(米国時間)、既存の36,000以上の日本語文字に対して「文字情報基盤」のソース参照を追加したり、5,185文字の追加などを行なったりした「The Unicode Standard, Version 16.0」を発表した。

 Unicode 16.0では、36,000以上のCJK統合表意文字に対して、日本語の文字情報基盤をベースとしたソース参照が追加された。

 また、3,995文字のエジプト象形文字、7つの新しいスクリプト、“目の下にクマがある顔”や“指紋”といった7つの絵文字、従来のコンピューティング環境からの700を超えるシンボルなど、新たに5,185文字が追加された。これによりUnicode全体で合計15万4,998文字を収録した。