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「PlayStation 5 Pro」登場。性能45%向上で11万9,980円

PlayStation 5 Pro

 Sony Interactive Entertainmentは11日、高性能ゲーム機「PlayStation 5 Pro」(以下PS5 Pro)を発表した。9月30日10時より予約開始し、11月7日に発売。価格は11万9,980円となっている。

 PS5 Proでは従来のPlayStation 5(PS5)と比較してコンピュートユニット数が67%増加し、メモリが28%高速化。これにより、ゲームプレイ時のレンダリング速度が最大で45%高速化され、これまで以上にスムーズなプレイ体験を実現するという。

 また、レイトレーシング機能を強化し、よりダイナミックな光の反射と屈折の表現が可能になった。現行のPS5と比較して2倍、時には3倍の速度で、光線を投射できるとしている。

 さらに、マシンラーニング技術を活用したAIによるアップスケーリング「PlayStationスペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)」を新たに導入。映像のディテールを大幅に追加できるとしている。

 PS5およびPlayStation 4(PS4)の対応タイトルをプレイする際に、ゲームパフォーマンスを安定化させたり向上させたりする「ゲームブースト」機能も搭載。PS4ゲームの画像品質を向上させる設定を有効にすると、強化した映像表現を楽しめるとしている。

 既存タイトルでPS5 Proの機能を活用するための無償ソフトウェアアップデートが、各ソフトウェアメーカーから提供される予定で、「PS5 Pro Enhanced」表記から確認できる。具体的には以下のタイトルが対応する予定となっている。

  • Alan Wake 2
  • アサシン クリード シャドウズ
  • Demon’s Souls
  • ドラゴンズドグマ2
  • FINAL FANTASY VII REBIRTH
  • グランツーリスモ7
  • ホグワーツ・レガシー
  • Horizon Forbidden West
  • Marvel’s Spider-Man 2
  • ラチェット&クランク パラレル・トラブル
  • ザ クルー:モーターフェス
  • THE FIRST DESCENDANT
  • The Last of Us Part II Remastered

 PS5 Proの外観はPS5ファミリのデザインを踏襲し、高さは初期型のPS5と同じ、幅は現行のPS5と同じとなっている。Ultra HD Blu-ray Discドライブは標準で備わっていないが、外付けに対応。また、本体カバーの交換にも対応する。対応コントローラやサービスは既存と同じ。