ニュース
サードウェーブの960gのLunar Lake搭載ノート、発売前に実機を写真でチェック!
2024年9月9日 16:31
サードウェーブは4日、Lunar LakeことCore Ultra シリーズ2を搭載したノートPC「THIRDWAVE」シリーズを近日中に発売すると予告したが、9日に都内で開催した記者説明会でその詳細仕様が明らかとなったほか、実機が展示されたので、本記事で紹介しよう。なお、具体的な発売日と価格については引き続き未定のままとなっている。
14型モデル
14型の「THIRDWAVE F-14LN7LA」および「THIRDWAVE F-14LN5LA」は、重量約960gの軽量性と18mmの薄型筐体を実現した14型モバイルノート。MIL-STD 810Hに準拠した耐久性を備え、持ち運びに好適としている。共通でストレージに1TB NVMe SSD、1,920×1,200ドット表示対応14型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeなどを搭載する。
THIRDWAVE F-14LN7LAは、CPUにCore Ultra 7 258V、メモリ32GBを搭載。THIRDWAVE F-14LN5LAは、CPUにCore Ultra 5 226V、メモリ16GBを搭載する。
インターフェイスは共通で、Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI 2.1出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、フルHD/Windows Hello対応Webカメラ、microSDカードスロットなどを搭載する。
バッテリは55Whリチウムイオン。本体サイズは約313×223×18mm、重量は約960g。バッテリ駆動時間は計測中。
法人向けのモデルとして「THIRDWAVE F-14LN7LA-B」、および「THIRDWAVE F-14LN5LA-B」も展開する。
16型モデル
16型の「THIRDWAVE DX-L7LA」は、16型としては比較的軽量な1.3kgの筐体を実現。14型と同様、MIL-STD 810H準拠の堅牢性を備える。
主な仕様は、CPUにCore Ultra 7 258V、メモリ32GB、1TB NVMe SSD、1,920×1,200ドット表示対応16型液晶ディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。
インターフェイスは共通で、Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI 2.1出力、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、フルHD/Windows Hello対応Webカメラ、microSDカードスロットなどを搭載する。
バッテリは55Whリチウムイオン。本体サイズは約358×253×20mm、重量は約1.3kg。バッテリ駆動時間は計測中。
法人向けとして「THIRDWAVE DX-L7LA-B」も投入する。
CPUのローンチに合わせた製品投入
発表会では、製品開発に携わった製品・マーケティング統括本部 セールスプロモーション課 黒川裕大氏が特徴について説明。「今回の製品は開発は困難を極めたが、CPUのローンチに合わせてお披露目できた。Copilot+ PCに準拠したAI PCということで、調べる、まとめる、創り出すまで、生産性向上や作業の省力化を実現する。ビジネスからクリエイティブワークまで幅広い用途に対応できる製品である」とアピールした。
また、「Copilot+ PC準拠のNPUのというところも注力されているが、CPUやGPUの性能向上もトピックであるため、従来からあるさまざまなシーンに利用できる。特にArc Graphicsが従来から50%性能向上したことにより、映像の編集から、ゲームプレイも実現できるようになる」とした。
さらに、「筐体は14型で1kg弱、16型で1.3kgを実現しており、可搬性の高さも注目していただきたい。特に14型のモデルは、1kgの軽さとCPUの省電力による長時間バッテリ駆動など、検討するユーザーが多くなるのではないかと期待している。最新技術をいち早く体験したいユーザーだけでなく、持ち運んで外で仕事をするモバイルワーカーが思うように使える製品だろう」などと語った。