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Windows 11の月例更新にかかる時間を短くする仕組み。バージョン24H2から

 Microsoftは15日(米国時間)、Windows 11 バージョン24H2以降のWindows Updateに「チェックポイント累積更新」(Checkpoint Cumulative Update)を導入予定であると明らかにした。Devチャネル向けのWindows Insider Preview「ビルド26120.1252」ではすでに変更が適用されている。

 新たな仕組みでは、チェックポイント累積更新と呼ばれるものを定期的に提供。月例更新時には直近のチェックポイント累積更新からの差分のみを適用すればよいため、パッチサイズを小さくできる。これにより、アップデートにかかる時間やネットワーク帯域、ストレージ容量を抑えられるという。

 これまでのWindows 11の品質更新は、そのバージョンが正式版になった時点からのパッチがすべて累積していく仕組みとなっているが、チェックポイント累積更新によってパッチの累積期間を短くできる。

 チェックポイント累積更新は、Windows 11 バージョン24H2以降、およびWindows Server 2025搭載デバイス向けに適用される予定。ユーザー側で特別な操作は必要ない。