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ChromeOS、大部分がAndroidスタックベースに

 Chromiumのブログにおいて、ChromeOSが間もなくAndroidスタックの大部分をベースに開発されるようになると発表した。これによりGoogleのAIやイノベーション、機能などをユーザーに迅速に提供できるようになる。

 具体的には、Linuxカーネルやフレームワークなど、Androidスタックの一部をChromeOSの基盤の一部として採用する。ちなみにChromeOSでは、既にAndroidアプリを利用可能にしているほか、Bluetoothスタックが統合されている。

 Androidのスタックを取り入れることで、ChromeOSの中核であるAIイノベーションを加速し、エンジニアリング作業の簡素化、スマートフォン/アクセサリといったデバイスのChromebook連携強化を実現。一方、セキュリティや一貫した外観/操作性、広範な管理機能を引き続き提供する。

 統合が進んで一般消費者向けに提供されるまではまだしばらく時間がかかるとしているが、準備が整い次第シームレスな移行を提供するという。