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サイズはそのまま、SSDとバッテリが2倍になった「ROG Ally X」

ROG Ally X

 ASUSは、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」の最新モデルとなる「ROG Ally X」を発表した。従来モデルとほぼ同等のサイズを維持しながら、ストレージやメモリ、バッテリの大容量化などが図られている。国内では夏以降の発売を予定している。

 ROG Ally Xは、初代にあたるROG Allyへ寄せられた要望を反映し、再設計を行なった後継モデル。CPUはRyzen Z1 Extreme、ディスプレイは7型フルHD(1,920×1,080ドット)/120Hz対応液晶を引き続き採用している。

 一方で、マザーボードやファンの設計を見直して排熱効率を向上。内部構造の変更にあわせて、ストレージがPCIe 4.0対応の1TB SSDへと強化されており、フォームファクタも従来のM.2 2230から、換装しやすいM.2 2280へ変更された。

 メモリも24GB LPDDR5-7500を搭載し、容量と速度がともに引き上げられた。さらに、バッテリ容量も2倍の80Whとなり、長時間のゲームプレイが可能となった。

 インターフェイスに関しても改良を施し、ROG XG Mobileポート(専用の外付けGPU接続用ポート)に代えて、Thunderbolt 4ポートを新たに搭載。従来からのUSB 3.1 Type-Cポートとあわせて、Type-Cポートが2つになった。

 そのほか、スティックの入力耐久性が500万回以上に向上。方向キーも8方向により正確に入力できるよう、設計を変更し、スティックやボタンに指が届きやすくなるよう配置も改善している。

 本体サイズは280.2×114×36.9mm、重量は678g。カラーはブラック。