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SO-DIMMに代わる新メモリ「LPCAMM2」搭載ThinkPadの分解動画、iFixitが公開

ThinkPad P1 Gen 7に搭載されたLPCAMM2メモリ

 Micron Technologyは7日(米国時間)、ノートPC向けの新たなメモリフォームファクタ「LPCAMM2」を採用した製品を提供開始した。レノボ製モバイルワークステーション「ThinkPad P1 Gen 7」が初の採用製品となっている。

 LPCAMM2は、LPDDR5Xメモリを採用することで、DDR5 SO-DIMMと比べて1.3倍の7,500MT/sの高速転送を実現するとともに、スタンバイ状態で80%削減するなど、消費電力を抑えられるのが特徴。性能向上だけでなくバッテリ駆動時間の延長も可能にするとしている。また、はんだ付けされたメモリと異なり交換可能なモジュール設計となっており、保守性や拡張性も確保している。

 iFixitでは同日、このThinkPad P1 Gen 7の分解動画を公開しており、実際にLPCAMM2が実装されている様子が確認できる。モジュールは3本のネジで固定されており、ネジを外すとカバー、モジュール本体、圧縮コネクタが取り外せる。モジュールを交換し、逆の手順で装着すれば換装は完了する。iFixitでは、交換作業は簡単であり、修理もしやすいだろうと説明している。

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