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ドイツPCブランド「TERRA」が日本上陸。モニターから展開
2024年5月9日 11:41
独Wortmann(ヴォーテマン)の日本法人ヴォーテマン・コンピューター・ジャパン株式会社は、PCおよび周辺機器ブランド「TERRA」の国内展開を開始した。
Wortmannは欧州を中心に展開するPC/周辺機器メーカー。設立は1986年で、アジアへの進出は台湾に続いて日本が2カ国目。日本法人については2023年に設立した。「TERRA」は同社が製造/販売するPC、周辺機器、サーバー、サービスなど各製品のブランド名となる。
同社は5月8日より東京ビッグサイトで開催中の人材育成/教育関連展示会「EDIX東京」に出展。国内販売を始めた液晶モニターを中心に、デスクトップ、2in1、ノートPCの展示を行なっている。
ヴォーテマン・コンピューター・ジャパン株式会社社長のJoey Kee氏によると、日本では当面BtoB市場を中心に、PCと液晶モニターの販売を行なっていくとのこと。製品としてはコンシューマおよびオフィス用途の製品を投入。PCのECについては企業向けにカスタマイズ対応を行なう意向を示した。
販売目標については台数/金額ベースともに設定していないという。まずはブランドの認知につとめつつ、市場を見極めたいとしている。現在はテストマーケティングとして24型/27型のフルHD液晶モニターをAmazonで販売しており、価格帯は2万円前後。
今後の製品展開についても未定だが、会場ではゲーミングブランド「terra gaming」のウルトラワイドモニターを参考展示していた。同ブランドの日本展開については現時点で未定となっている。
国内販売中の27型液晶モニター「CD/LED 2748W」の主な仕様は、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、最大リフレッシュレートが100Hz、応答速度が5ms、輝度が300cd/平方m、視野角が上下左右各178度。インターフェイスはHDMI、DisplayPort、USB Type-C。機能面ではAdaptive Syncに対応するほかブルーライト/フリッカー軽減機能を備えている。27型/24型ともにピボット対応モデルを用意。