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Logitech、ライブ配信向けのマイクロフォーサーズカメラ

Mevo Core

 Logitechは19日(米国時間)、ライブ配信およびコンテンツ制作向けを謳うマイクロフォーサーズカメラ「Mevo Core」を発表した。米国ではすでに販売を開始しており、価格は999ドル。

 Mevo Coreは、マイクロフォーサーズ対応のレンズマウントを備えたカメラ。ライブ配信やコンテンツ制作での使用を想定した製品で、microSDカードに映像を録画できるだけでなく、内蔵のWi-Fi 6Eを利用してライブ配信したり、HDMI/NDI/SRTを通じて外部の機器へ映像を伝送したり、PCと接続してWebカメラとして使ったりできる。

 フォーカスやズーム、露出などのコントロールは専用アプリを通じて行なう。また、複数のMevo Coreをまとめて接続・制御することもでき、スイッチングや音量調整なども行なえる。

 給電なしで約6時間撮影できるバッテリを内蔵。本体の4つの側面には1/4-20ネジのマウントを1つずつ備えており、マイクやモニター、照明などを装着できる。

 主な仕様は、マウントがマイクロフォーサーズ、センサーが4/3型830万画素CMOS、無線機能がWi-Fi 6EおよびBluetooth 5.1。インターフェイスは、USB Type-C×2(うち1基はUVC対応)、HDMI出力、3.5mm TRS音声入力、3アレイマイク、microSDカードスロットなど。

 対応コーデックは、映像がH.264およびHEVC、音声がAAC(48kHz/16bit)。撮影解像度は、録画時が4K/30p(40Mbps)、1080p/30(最大40Mbps)、720p/30(10Mbps)、ストリーミング時が1080p/30(最大6Mbps)、720p/30(最大3.5Mbps)、480p/30(最大1.5Mbps)、360p/30(1Mbps)。

 本体サイズは90×90×82.4mm、重量は700g。前面にタリーランプも備える。

前面
背面