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AMD、FreeSyncの認証要件を144Hz以上に引き上げ。単体モニターとTVが対象
2024年3月12日 15:08
AMDは5日(米国時間)、GPU側のフレームレートにあわせてモニター側のリフレッシュレートを同期する規格「AMD FreeSync」について、2023年9月に認証の要件を変更していたと明らかにした。
変更されたのはモニターおよびTVの要件で、最も下位のFreeSyncにおいても、144Hz以上のリフレッシュレートへの対応が求められるようになった。より上位のFreeSync Premiumでは、水平解像度が3,440ドット未満なら200Hz以上、3,440ドット以上なら120Hz以上のリフレッシュレート対応が必要。最上位にあたるFreeSync Premium Proは、FreeSync PremiumとFreeSync HDRをともに満たすものが対象となる。
なお、ノートPC向けの要件については変更されない。また、既存のFreeSync認証済みモニターに関しては引き続きサポート対象となる。2023年9月以降の新たな認証要件は以下の通り。
グレード | モニターおよびTV | ノートPC(変更なし) |
---|---|---|
FresSync | 水平解像度3,440ドット未満 リフレッシュレート144Hz以上 | リフレッシュレート40~60Hz |
FreeSync Premium | 水平解像度3,440ドット未満 リフレッシュレート200Hz以上 または 水平解像度3,440ドット以上 リフレッシュレート120Hz | リフレッシュレート120Hz以上 |
FreeSync Premium Pro | FreeSync PremiumとFreeSync HDRを両方満たすもの |
AMDでは2015年にFreeSyncを導入。当時は120Hz対応のゲーミングモニターが限られていたが、現在では144Hz以上に対応するものが大半であることを受け、今回の要件引き上げに至ったと説明している。