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4万9,800円から。見た目がユニークな「Nothing Phone (2a)」が予約開始

Nothing Phone (2a)

 Nothingによる、シースルー背面が特徴のミドルレンジスマートフォン「Nothing Phone (2a)」が国内で予約開始となった。3月末より順次出荷予定で、価格はメモリ12GB+ストレージ256GBで5万5,800円。メモリ8GB+128GBのモデルも4万9,800円で予定されているが、発売日は未定。

 同社はCPUにSnapdragon 8+ Gen1を搭載した上位モデルの「Nothing Phone (2)」を販売しているが、Phone (2a)はプロセッサをDimensity 7200 Pro 5Gに変更することで低価格化を図り、外観もカメラを中央上部に据えたユニークなデザインに一新した。業界初となる90度インフィニティバックカバーを採用し、透明なデザインを側面にまで拡張させている。

 Nothing Phoneシリーズで象徴的なGlyphインターフェイスは継承し、カスタマイズ可能な光や音のパターンで情報を取得できる。ディスプレイは1,084×2,412ドット表示対応6.7型AMOLEDで、最大輝度1,300cd/平方m、30~120Hzのアダプティブ・リフレッシュレート、10.7億色表示、DCI-P3カバー率100%、2,160HzのPWM調光、500万:1のコントラスト比、240Hzのタッチサンプリングレートなどが謳われている。

 Dimensity 7200 Pro 5GはTSMCの第2世代4nmプロセスを採用し、高性能と低消費電力を両立したという。同社測定によればAntutuベンチマークスコアは74万1,999で、Snapdragon 7s Gen2をも上回り、従来のNothing Phone (1)をも超える。3,200平方mmのグラフィンシートと12,000平方mmの表面積を持つ大型冷却機構で、長時間利用時も性能を維持できるという。

 また、ストレージの一部をメモリとして使用し合計20GB相当のメモリになるRAMブースター、5,000mAhの大容量バッテリ、45Wの急速充電、5,000万画素で光学/電子手ブレ付きのメインカメラ+5,000万画素の超広角カメラ、Android 14をベースとした独自OS「Nothing OS 2.5」の搭載などが特徴。

 インターフェイスはWi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPS/Glonass/BDS/Galileo/QZSS、USB Type-Cなど。SIMはNano SIMで、日本での対応バンドは5Gがn1/n3/n28/n41/n77/n78、4G LTEが1/3/8/18/19/26/28/41/42、3Gが1/6/8/19、2Gが850MHz/900MHz。

 国際ローミングでは5Gでn5/n7/n8/n12/n20/n38/n40/n66、4G LTEで4/5/7/20/38/39/40/67、3Gで4/5、2Gで1,800/1,900MHzに対応する。

 本体サイズは76.32×161.74×8.55mm、重量は190g。本体色はホワイトとブラックの2種類。