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筐体デザインを一新した10.1型着脱式2in1「dynabook K2/X」

dynabook K2/X

 Dynabook株式会社は、TPU素材を採用し、筐体デザインを一新した10.1型着脱式2in1「dynabook K2/X」を16日に発売する。実売予想価格は9万円台後半。

 現在販売中の10.1型2in1「dynabook K1」から筐体デザインを一新。黒色の筐体をベースに、外周部には温かみのあるベージュ色を採用。この部分の素材にはTPUを使用しており、耐衝撃性を高めるとともに、持ちやすく滑りにくい設計となっている。MIL規格準拠の耐久試験も実施予定で、落下や振動、衝撃などに対する耐性も確保したとしている。

 キーボードは、キートップの印字を見やすく配置したほか、キートップ自体が外れにくい突起付きの設計を採用。キーピッチは17mm、キーストロークは1.4mmで、小さいフットプリントながら打ち心地にも配慮した。また、ディスプレイはタッチ操作に対応しており、付属の充電式アクティブ静電ペンによるペン入力も可能。キーボードドック右側面にはペン収納用のスロットも設けており、紛失を防げる。

 従来モデルのK1と比べ、インターフェイスをタブレット本体側に集約した点も特徴。キーボードドックがなくてもすべてのポートが使えるため、利便性が向上した。キックスタンドなどは非搭載だが、キーボードドック接続時には自立する設計となっている。タブレット部のみの重量は約590gと軽量に抑えている。

 そのほか、Web会議向けの機能として、ワンタッチマイクミュート、AIノイズキャンセラーなども搭載。100GB分のOneDriveクラウドストレージなどが使えるMicrosoft 365 Basicについても、1年間無料で付属する。

 主な仕様は、Celeron N4500、8GBメモリ、256GBフラッシュメモリ、10.1型1,280×800ドット非光沢/タッチ対応液晶、Windows 11 Proなどを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、約200万画素前面/約500万画素背面カメラ、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 キーボード接続時のサイズは約248.5×185.5×23.3mm、重量は約1,097g。

背面
ペンも付属
左側面(上)、右側面(下)