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天気関連の新機能やセキュリティ修正など、Windows 1月度更新

 Microsoftは9日(米国時間)、Windows 11および10向けの1月度アップデートを提供開始した。Windows 11バージョン23H2/22H2向けには「KB5034123」、Windows 11バージョン21H2向けには「KB5034121」、Windows 10バージョン22H2/21H2向けには「KB5034122」がそれぞれ配信されている。

 KB5034123では新機能として、ロック画面で天気に関する動的で対話型の機能が追加された。本機能では、天気カードをタップまたはクリックするとMicrosoft Edgeが開き、MSN天気の詳細な予報が表示されるようになる。

 また、スペルチェックに影響を与える問題やActiveXスクロールバーに関する問題、スマートカード認証時のシャットダウン問題、スマートカードアイコン表示に関する問題、一部のWi-Fiアダプタに影響する問題なども修正された。

 KB5034121およびKB5034122においても、ActiveXスクロールバーに関する問題やスマートカード認証時のシャットダウン問題、スマートカードアイコン表示に関する問題などのセキュリティ修正を実施した。KB5034121では、Windowsカーネルの脆弱なドライバーブロックリストファイルDriverSiPolicy.p7bの更新も行なわれた。

 セキュリティ関連では、Microsoft.Data.SqlClientとSystem.Data.SqlClientのSQLデータプロバイダのセキュリティ機能がバイパスされる脆弱性(CVE-2024-0056)や、共通ログファイルシステムにおける特権昇格の脆弱性(CVE-2024-20653)、Microsoft ODBCドライバーのリモートでコード実行される脆弱性(CVE-2024-20654)などの53件の脆弱性を修正している。