ニュース

ROG、高輝度Mini LED採用で新Core Ultra+GeForce RTX 4090搭載のゲーミングノート

ROG Strix SCAR G16

 ASUSは1月9日(台湾時間)、「ROG Strix」および「ROG Zephyrus」シリーズから、16型~18型まで合計6機種のゲーミングノートを発表した。日本での発売時期や価格は現時点では不明。

ROG Strix

 ROG Strixシリーズからは、16型の「ROG Strix SCAR 16」と、18型の「ROG Strix SCAR 18」が登場。ともに2.5K(2,560×1,600ドット)のMini LEDディスプレイを備え、240Hzの高速リフレッシュレートと、3msの応答速度を誇る。

 ROG Nebula HDRと名付けられているこのディスプレイは、約1万個のMini LEDと2千以上のバックライトゾーンを実装。DisplayHDR 1000やG-SYNCもサポートする。

ROG Strix SCAR G18

 CPUはCore i9-14900HX、GPUはMax TGP 175Wで動作するGeForce RTX 4090 Laptop GPU、メモリ64GB(DDR5-5600)、PCIe 4.0 SSD 2TB+2TB(RAID 0)などを備える。

 下位モデルとして“SCAR”の付かない16型の「ROG Strix G16」と、18型の「ROG Strix G18」も展開。こちらはMini LEDではなく、通常の液晶を搭載するが、解像度やリフレッシュレート、応答速度は同等。

 CPUに関しても同じCore i9-14900HXだが、GPUはGeForce RTX 4080 Laptop GPUとワンランク下がっている。メモリは32GB(DDR5-5600)、ストレージはPCIe 4.0 SSD 2TBを装備する。

ROG Strix SCAR G16
ROG Strix SCAR G18

 4モデルともWi-Fi 6E対応なほか、USB Type-Cによる充電を可能としている。

ROG Zephyrus

Zephyrus G14

 最上位の位置付けにあるROG Zephyrusシリーズは、新デザインを採用した14型の「Zephyrus G14」と16型の「Zephyrus G16」を投入する。天板を対角線上に走るLEDラインをあしらいつつ、筐体はアルミ素材を使った一体成型ボディとなっている。

背面に斜めに走るLED

 Zephyrus G14はCPUにRyzen 8000シリーズを、GPUにGeForce RTX 4070 Laptop GPUを採用。ディスプレイは16:10で解像度3KのOLEDで、リフレッシュレート120Hz、応答速度0.2ms、DisplayHDR 500やG-SYNCをサポートする。

グレー
ホワイト

 もう一方のZephyrus G16は、Core Ultra 9 185HとGeForce RTX 4090 Laptop GPUという組み合わせ。ディスプレイは16:10で2.5KのOLEDで、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.2ms、こちらもDisplayHDR 500とG-SYNCに対応した。

Zephyrus G14の両側面

 どちらもハイエンドCPU/GPUを搭載しながら薄型軽量なのも特徴と言え、Zephyrus G14は厚み15.9mmで重量1.5kg、Zephyrus G16は同14.9mmの1.85kgとなっている。