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MINISFORUM、モバイルモニターとして使える14型“3in1”「V3」

MINISFORUM V3

 MINISFORUMは、Ryzen 7を搭載し、モバイルモニターとしても使えるキーボード着脱式の“3in1”「MINISFORUM V3」のティザーページを公開した。

 同社は2023年9月に初となるキーボード着脱式のタブレットを投入すると既に予告していたが、公式ページには掲載されていなかった。今回そのページが公開され、スペックなどを参照できるようになった。

 ただ、現時点においても8コア/16スレッド/28Wの「Ryzen 7」を搭載としているだけで、型番は非公開。とは言え、タイミングからしてAMDが2023年12月に発表した「Ryzen 7 8840U」が該当する可能性が高い。Ryzen AIも搭載することが明らかとなっている。

 また、その冷却機構についても、4本のヒートパイプとデュアルファンを採用するとのことで、タブレットとしては比較的高性能なモデルになるようだ。ユーティリティ「MINISFORUM VSPACE」を使うことで、3つの性能モードに設定も可能。

 同社が“3in1”だとしているのは、純粋なタブレットとして使う、キーボードを取り付けてノートPCとして使える形態だけでなく、1基のDisplayPort Alt Mode入力専用のUSB Type-Cポート「VLink」を備え、外部モニターとして使えるため。そのディスプレイは2,560×1,600ドット対応の14型で、リフレッシュレートは165Hz、色域はP3 100%、輝度は500cd/平方m。MPP 2.6スタイラスに対応し、4,096筆圧レベルをサポートするなど、スペックは高い。

 このほかの主な仕様は、メモリが6,400MHz駆動で最大32GB、ストレージがM.2 2280対応SSDで最大2TB、搭載OSはWindows 11 Pro。

 4基のスピーカーを内蔵し、没入感の高いオーディオも実現。前面には200万画素、背面には500万画素のカメラも搭載する。さらに、2基のUSB4、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、UHS-II対応のSDカードスロット、3.5mm音声入出力を搭載。指紋センサーは電源ボタンと兼ねており、Windows Helloをサポートする。

 バッテリ容量は50.82Wh。本体サイズは318×213.8×9.8mm、重量は946g。