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駅の出入口がより正確になり、徒歩が少ないルートも選択可能。Googleマップが大幅改善

経路オプションを選択できるようになった新Googleマップ。たとえば総武線を利用してインプレスまでと検索すると、「最適ルート」のままだと御茶ノ水から徒歩12分となる。しかし、「徒歩が少ない」と選択すれば1駅でもバスに乗るよう表示される

 Googleは15日(米国時間)、Googleマップの機能を大幅に改善するとともに、さまざまな新機能を、AndroidおよびiOS版に順次実装していくと発表した。

 中でもっとも注目すべき機能は「推奨移動ルート」。これまで目的地までの経路を検索した場合、基本的に時間が短いルートが推奨されていたが、今回のアップデートにより「徒歩が少ない」ルートや、「車椅子対応」、「料金が安い」ルートを選択可能になる。

 加えて、日本の東京を含めて世界の80以上の都市で、駅の出入口がどこにあるのか、通りのどちら側にあるのかも正確に表示されるようになったため、誤った出入口から入ったり、誤った電車に乗ることを避けられる。

 また、リスト機能を更新し、場所の共有、友人との旅行計画、グループアクティビティへの投票を簡単にできるようになる。たとえば行きたい場所には❤、行きたくない場所には低評価👎を付けて投票すれば、旅行の計画を立てやすくなる。

 Googleマップのコミュニティについては、新たに絵文字リアクションが利用可能になった。同機能は即日より利用可能。

 このほか、自動車での移動時は、燃費がいいルートやエネルギー効率を重視したルートが選ばれるようになった。EVドライバー向けに充電ステーションも表示されるようになり、車両との互換性の有無や充電速度も確認可能。さらに、目的地までの途中にある衣料品店や休憩所、ガソリンスタンドを表示できる機能、ガソリンスタンドのガソリン価格表示機能、ルート案内中にほかのルートに切り替える機能、公共交通機関の料金をマップ上から直接支払う機能なども実装した。

ドライブナビ中右上の虫眼鏡マークを押すと、経路上のガソリンスタンドなどを表示できる