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LIFEBOOK UHシリーズにAnkerのUSB PD充電器が同梱

 アンカー・ジャパン株式会社(Anker)は、富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)と協業し、FMVモバイルノートPCとAnker製USB Type-C充電器の同梱販売を開始した。まずはFCCLのフラグシップモバイルノートとなる「LIFEBOOK UH」シリーズで実施する。

 LIFEBOOK UHシリーズと、Ankerの3ポート65W USB PD充電器「Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod」、長さ1.8mのUSB Type-C to Type-Cケーブル「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブル」をセットにしたパッケージで販売するもの。ノートPCを持ち出す際に、従来の純正ACアダプタの代わりに、小型なUSB PD充電器を使うことで、周辺機器を含めた荷物の小型軽量化を図れるとする。

 FCCLの直販サイトWEB MARTにて、カスタムメイドモデルのオプションとして新たに選択可能となっており、対象機種は「WU-X/H1」、「WU2/H1」、「WU4/H1(FMV Zero)」。なお、今回の協業開始にあわせ、対象のLIFEBOOK UHシリーズを購入すると、上記の充電器とケーブルをプレゼントするキャンペーンも実施している。

LIFEBOOK UHシリーズとAnker製USB充電器、ケーブルを同梱
アンカー・ジャパンの猿渡歩氏
FCCL代表取締役社長の大隈健史氏

 1日に開催された新製品説明会にてアンカー・ジャパンの猿渡歩氏は、ユーザー製品体験を少しでも向上したいという両社の思いから生まれた施策で、14型世界最軽量を謳うLIFEBOOK UHシリーズにふさわしい小型USB充電器を同梱していると説明した。

 また同会にはFCCL代表取締役社長の大隈健史氏も登壇。コロナ禍を経てPC1台で仕事ができるような新たな働き方が拡がる中、ノートPC本体だけでなく、周辺機器の軽さも追求することで、全体のユーザー体験を向上できると考えたという。

 特にACアダプタについては、コンパクトで軽いことだけでなく、スマートフォンなども一緒に充電したいといったニーズもあると説明。加えて、一緒にパッケージングすることで、紙や梱包材の削減などにもつながると述べた。

ノートPC本体だけでなく、周辺機器を含めて軽量化を図る
複数ポートのUSB充電器であれば、ノートPCとスマートフォンを1つで充電することも可能

 説明員によれば、現状は純正ACアダプタとAnker製USB充電器の両方が同梱されるかたちだが、今後はUSB充電器のみを同梱することも見据えているという。また、店頭販売モデルやLIFEBOOK UHシリーズ以外の機種への展開も検討しているという。

LIFEBOOK UHシリーズ(左)の展示も
今回の3点セットのイメージも