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Amazfit、体組成計測機能搭載フラッグシップ「Amazfit Balance」

Amazfit Balance(サンセットグレー)

 Zepp Healthは、体組成センサー搭載のスマートウォッチ「Amazfit Balance」を24日に発売した。実売価格は4万1,900円。

 Amazfitブランドのうち、ライフスタイル特化型のフラッグシップという位置づけ。旧モデルにあたるGTR/GTSシリーズから名称を変更した。新たに生体電気インピーダンス法(Bioelectrical Impedance Analysis、BIA)による体組成計の機能を追加し、従来から搭載していた血中酸素センサーについてもフォトダイオード数を4つから8つに増やしている。

 機能面では睡眠後の心身の回復度合いを「レディネス(Readiness)スコア」として表示する機能を追加した。測定項目は心拍数、心拍変動、呼吸、安定時心拍数、体温など。日常の活動内容データに照らし合わせてストレスや疲労および睡眠による回復の度合いを測定する。

 体組成の測定機能では、10秒ほどの測定時間で体脂肪率や筋肉量、基礎代謝などを測定できる。測定項目は体脂肪、骨格筋、筋肉、水分、骨量、タンパク質、BMI、基礎代謝。Zeppでは診断や治療に役立てられるデータではなく、健康を維持するための参考情報として活用することを推奨している。

 このほかトレーニングの内容や運動習慣などを認識して目的/目標に合わせたトレーニングプランを提案する「Zepp Coach」に加え、運動データ分析やウォッチフェイスの変更などが行なえるZeppアプリとの連携機能が利用できる。

 ディスプレイは1.5型AMOLEDで解像度は480×480、表面は強化ガラスでアンチグレアと指紋防止コーティングを施した。ケースはアルミ合金製。5気圧防水に対応する。

 センサーは血中酸素濃度センサーのほか加速度/ジャイロ/地磁気/気圧/環境光/温度。衛星測位はGPS/GLONASS/GALILEO/BDS/QZSS/NaVIC。Wi-Fi(2.4GHz帯)とBluetooth 5.0対応。

 バッテリ容量は475mAhで充電時間は約2時間。駆動時間の目安は標準的な使用で14日間、省電力モードで25日間。

 本体サイズは46×46×10.6mm。使用時の重量は約52g。カラーはサンセットグレーとミッドナイトの2色。

Amazfit Balance(ミッドナイト)