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500日バッテリの忘れ物タグ「Galaxy SmartTag2」が国内発売

Galaxy SmartTag2(ブラック)

 サムスン電子ジャパン株式会社は、500日バッテリ駆動が可能な忘れ物タグ「Galaxy SmartTag2」を19日に発売する。価格は1Packが3,980円、4Packが1万3,200円。韓国Samsungが5日(現地時間)に発表した製品で、同社が忘れ物タグを国内販売するのは初。

 初代には非搭載だったNFCを搭載し、紛失モードを有効化した場合、発見者のOSを問わず、持ち主が事前に入力した連絡先やメッセージをデバイスに表示可能。また、「Galaxy S23 Ultra」といったUltra Wide Band搭載の全Galaxyスマートフォンでは、忘れ物タグまでの方向と距離が矢印で表示される「コンパスビュー機能」を利用できる。

 バッテリ効率が改善され、通常使用時でバッテリ駆動が500日間となった。また、省電力モードを有効にすれば最大700日間のバッテリ持続が可能となっている。デザイン面では、リング内側に金属を使用したことで耐久性を高め、防水防塵をIP67等級対応に引き上げた。

Galaxy SmartTag2(ホワイト)

 一方で、最大120mの範囲で通信できるBluetoothの搭載や、「Samsung Knox」で保護されたプライバシー保護など、従来の特徴を引き継いだ。

 バッテリはCR2032。本体サイズは約28.8×52.44×8mm、重量は約13.75g。本体色はブラックとホワイトの2種類。国内発売時期未定ながら、カラビナリングがついたケース「Galaxy SmartTag2 Rugged Case」(2,000円)も用意する。

ノイキャン付きの完全ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds FE」も

Galaxy Buds FE(グラファイト)

 このほか、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds FE」も同時発売する。価格は1万2,925円。

 「Galaxy Buds史上最高コスパ」と謳っており、低価格でありながらアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載。必要な際にオンにできる外部音取り込み機能も備える。また、AIとディープニューラルネットワーク、3つのマイクシステムによる自動パーソナライズド・ビームフォーミングにより、ユーザーの声と環境音を分離し、相手にクリアな音声を届けられる。

 ANC未使用時では最大8.5時間の駆動が可能なほか、充電ケースと併用すれば最大30時間の音楽再生が可能。ANC利用時でもそれぞれ6時間/21時間利用できるとしている。

 接続はBluetooth 5.2で、コーデックはSamsung独自のScalable/AAC/SBC。近接センサーやホールセンサー、タッチセンサーも搭載する。本体サイズおよび重量はイヤフォンが約19.2×17.1×22.2mm/約5.6g、充電ケースが約50×50×27.7mm/約40g。本体色はグラファイトとホワイトの2種類。

Galaxy Buds FE(ホワイト)